peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ドンベヤ・チリアケア

2008年01月30日 | Weblog
「岩手県立花きセンター」のドンベヤ・チリアケア
 2006年1月30日





2006年1月30日、金ケ崎町六原にある「岩手県立花きセンター」の
「花の館」温室で、シーサーのある休憩所の近くに植えられている
「ドンベヤ」が白い花を咲かせていました。
名札には、「ドンベヤ ホワイト」と書かれていました。


ドンベヤ・チリアケアアオギリ科 ドンベヤ(ドンベア)属
Donbeya tiliacea
アフリカ・マダガスカル原産の半耐寒性常緑低木(0℃以上)。樹高は
通常2~3mだが、原産地では4mにもなるという。葉の形は桐の葉に似て
いて比較的大きい。花は花嫁のブーケを思わせる清楚な白い花。開花期は
3~4月だが、温室では1~2月。アジサイに似た直径約20cmほどの手まり状
の花房を吊り下げることから「ボールツリー」の英名もある。
英名:Wedding Belle(ウェディングベル)、Tropical Snowball。

「ドンベヤ」の由来は、フランスの植物学者 Joseph Dombeyの名より。植
物園でしか見かけることのできない花木でしたが、数年前より流通し始め
たとのこと。香りも楽しめる新しい花木です。

 なお、仲間にはローズ色の花をつける「ドンベヤ・ウォリッキーDomgeya wallichii(英名:スカーレットドンベヤScarlet Dombeya)」スカーレットと
言うものの、実際はローズピンクで、ドンベヤの代表品種。開花期:3~4月。
(温室では12~2月)別名:ピンクボール、ピンクスノーボール。

「ドンベヤ・ブルゲシアエDombeya burgessiae(英名:ピンクドンベヤ(Pink
Dombeya)開花期:10~12月、珍しい秋咲き品種で、淡いピンクの花を咲かせる。
花は大きめで、手まり状ではなく数輪の房になる。比較的寒さに強く零下3℃
まで。

下記のWEBサイトには、仲間のドンベヤ(ドンベア)の素晴らしい画像が
掲載されています。
http://www.rakuten.co.jp/gardensk/430279/438007/731632/

http://blogs.yahoo.co.jp/miyatake2236/20051746.html
[ドンベヤ・ウォリッキー-ここは「心の待合室」です。-Yahoo!ブログ]

椿「紺秋(こんしゅう)」

2008年01月30日 | Weblog
「世界の椿館・碁石」のツバキ(椿)「紺秋(こんしゅう)」
 2008年1月17日



2008年1月17日(木)、大船渡市末崎町字大浜にある「世界の椿館・
碁石」の大温室に、鉢植えにされた「紺秋(こんしゅう)」という名
の椿が展示されていました。


椿「紺秋(こんしゅう)」ツバキ科 ツバキ属
Camellia japonica'Konshu'
誠文堂新光社発行「日本ツバキ・サザンカ名鑑」(日本ツバキ協会・
編)には、下記の通り記載されています。
 紺秋(こんしゅう)Konshu 神奈川 [花]暗紅色の一重、筒咲き、筒
しべ、小~中輪、10~3月咲き。[葉]楕円、中形、やや波曲。[樹]立性、
強い。[来歴]紺侘助の自然実生、横山三郎の作出、1989年に笹井延夫
の発表。