道の駅・黒崎&新潟ふるさと村のクロトンノキ(Crotonn) 2009年11月23日(月)
2009年11月23日(月)、道の駅・黒崎&新潟ふるさと村にある「グリーンハウス」(温室)内に鉢植えのクロトンノキ(広葉5色)が展示されていました。
クロトンノキ(Crotonn)の一品種・広葉5色
トウダイグサ科 コディアエウム(クロトンノキ/ヘンヨウボク)属 Codiaeum
マレー半島、太平洋諸島、オーストラリア北部に15種が分布する常緑の高木または低木。花は雌雄同株で、総状花序に多数つくが、小さく観賞価値はない。花粉はほとんど飛散しないが、花粉に発ガン作用があるのではないかと、一部で取り沙汰されている。一般にクロトン(Crotonn)と呼んでいるが、植物分類でいうクロトン(ハズ)属とは異なる。
種類:クロトンノキC.variegatum var.pictumは原産地がはっきりしないが、変異を生じやすいので、多数の選抜された園芸品種が、熱帯各地で生垣や庭園樹として広く栽培されている。沖縄県には150近い品種が集められている。葉の大きさ、形、色彩など千変万化である。広葉系の品種では、「アケボノ」cv.Akebono、「ゴールディアナ」cv.Goldieana、「ハーベスト・ムーンcv.Harvest Moonなどが鉢物として生産されているが、近年は「サマー・プリンス」Summer Princeの人気が高い。細葉の小型種では、「オウゴンリュウセイ」cv.Gold Star、「リュウセイクロトンcv.Van Ooterzeei、「キンセンコウcv.Kinsenkoなどが生産される。
管理:高温を好み、生育適温は25℃で、冬でも10℃以上が望まれるため、これまであまり広まらなかったが、近年暖房の普及などで一般家庭でも冬越しも容易となり、鉢物生産が増えている。夏の高温期に直射日光の下で肥培すると益々色彩が冴える。冬の低温期は、水やりを控え日光によく当てる。
[以上、山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・観葉植物」ほかより]