(下)館山・内館址
(下)館山地蔵尊
一関市東山町松川「館山公園」 2009年12月14日(月)
一関市東山町松川字台148-1にある一関市営松川住宅に居住する古くからの知人を訪ねました。妻が話をしている間に近くにある「館山公園」を散策しました。冬枯れの野にあって、蕾を沢山つけたオニノゲシ(鬼野罌粟)が生えていました。また、陽だまりには「タンポポ」や「オオイヌノフグリ」も霜にも負けずに花を咲かせていました。
オニノゲシ(鬼野罌粟) キク科 ノゲシ属 Sonchus asoer
ヨーロッパ原産の2年草。明治時代に日本に渡来し、今ではいたる所の荒れ地や道ばたに生えている(帰化植物)。ハルノノゲシ(春の野罌粟=ノゲシ)Sonchus oleraceusに似ているが、より大形で1.2mぐらいになる。茎には多数の稜があり、中空で切ると白い汁が出る。葉は厚く光沢があり、羽状に切れ込む。列片の先は太い刺状で、さわると痛い。また葉の基部は左右に丸く張り出している点もノゲシとの区別点のひとつ。頭花は直径2cmほどで、全部舌状花である。花冠は黄色で、そう果の冠毛は汚白色をしている。花期:3~10月。和名は、葉がケシの葉を思わせることによる。