peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ブラッソ・マイカイ’マユミ’

2009年12月26日 | 植物図鑑

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2009年12月24日(木)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行きました。本館のすぐ傍にある研修温室内に、ラン(蘭)が沢山展示されていました。その中にホームページで紹介されているブラッソ・マイカイ’マユミ’(Brassocattleya Maikai'Mayumi')もありました。

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ブラッソ・マイカイ’マユミ’ ラン科 類(B.nodosa×C.bowringiana 1944年登録)

草丈50㎝ほど。花径は5㎝前後。繊細な色合いと細身の花びらで、人気の高い品種となり、あちこちの温室で見かけることができるようになりました。冬咲き。花弁と萼片は桃紫色で幅狭くよじれて咲く。花姿は、B.nodosaの影響が良く出ている。花持ちが良く約1カ月は楽しめます。

 http://www.geocities.jp/yorantaro/s-bc-maikai.htm  Bc.マイカイ’マユミ’

 http://www.otonaya.jp/lady/mayumi.htm  写真で見る季節の花

は中南米に自生している着生ランの仲間で、約50の原種が知られています。大型の種類は主にグアマテラ、メキシコ、コスタリカ、ベネズエラ、コロンビア、ブラジルなどに分布。多くは風通しや日当たりがよい樹木の上に着生し、自然の雨から水分を補給して生育しています。自生地の気候は乾期と雨期の差が激しい場所で、3カ月くらいはほとんど雨が降らないところもあるのです。そこで、乾燥に強い植物体になっているうえ、夜間におりる霧からも水分を補給できる仕組みをもっています。の近縁属は20以上が知られており、主なものにブラサボラ、レリア、ソフロニティスなどがあります。人工交配は同じ属同士だけでなく、近縁属とも可能で、それぞれのよい性質を受け継いだ美しい花が多数作出されています。現在では属と近縁属との交配種を含めて、と呼んでいます。[以上、主婦の友社発行、主婦の友ベストBOOKS「やさしい洋ラン 最新品種と育て方180種」より]


岩手県立花きセンターの花木(名前がわかりません)

2009年12月26日 | 植物図鑑

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2009年12月24日(木)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)の本館のそばにある研修温室内で咲いていた花木ですが、名前がわかりません。ご存知の方がおられましたら教えてください。

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テイキンザクラ(提琴桜)/ヤトロファ・インテゲリマ トウダイグサ科 ヤトロファ(タイワンアブラギリ)属 jatropha integerrima

2009年12月24日(木)、岩手県立花きセンターの研修温室内で撮った上記の花木の名前がわからないのですが、下記の画像の植物も近くに咲いていました。これはテイキンザクラ(提琴桜)という和名をもつヤトロファ・インテゲリマ(Jatropha integerrima)だと思います。

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岩手県立花きセンターのウンシュウミカン(温州蜜柑)

2009年12月26日 | 植物図鑑

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2009年12月24日(木)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。本館のそばにある研修温室内に植えられているウンシュウミカン(温州蜜柑)の木が、黄色く熟した実を沢山つけていました。花きセンターのホームページには12月17日に撮影したという「みかんの実:実は小ぶりですが、鮮やかなオレンジ色になってきました。」と記載されています。

http://www.pref.iwate.jp/~hp3005/migoro.html [花きセンター:花みごろ]

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ウンシュウミカン(温州蜜柑)ミカン科 ミカン属 Citrus

柑橘類の原産地は、インド北東部のアッサム地方を中心とした地域と考えられている。これが東南アジアや中国に広がり、中国では多様な品種が生まれた。日本にも中国から伝わった記録が「古事記」に見られ、それは今のダイダイに近いものではないかと考えられている。

日本の柑橘類を代表するウンシュウミカン(温州蜜柑)は、400~500年前に鹿児島県で生まれたもので、中国のミカン類の種子から発生したと考えられている。九州から各地に広まったのは明治になってからで、江戸時代は果実がウンシュウミカンより小さいキシュウミカン(紀州蜜柑)が日本の代表的なミカンだった。ウンシュウミカンの果実は直径5~8㎝で、皮は薄くて剥きやすく、果肉は甘い。種子はほとんどできない。[以上、山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]

岩手県内では容易には見られないウンシュウミカン(温州蜜柑)の木だが、大船渡市の「世界の椿館・碁石」の近くにある民家の門口に植えてあった。

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%A6%A5%F3%A5%B7%A5%E5%A5%A6%A5%DF%A5%AB%A5%F3 [peaの植物図鑑:大船渡市のウンシュウミカン(温州蜜柑) 2007年12月08日]


岩手県立花きセンターのマンゴー(Mango)

2009年12月26日 | 植物図鑑

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2009年12月24日(木)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行きました。一関市内ではほとんど雪が消えてしまっていたのに、この施設周辺にはごっそり雪がありました。本館のそばにある研修温室内に植えられているマンゴーの木が黄緑色の花を沢山咲かせていました。温室内は柑橘類に似た香りが充満していました。

http://www.pref.iwate.jp/~hp3005/migoro.html [花きセンター:花みごろ]

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マンゴー(檬果、芒果)ウルシ科 マンゴー属 Mangiferaは、熱帯アジアに約40種ある。雑性(雌雄混株)の高木。葉は革質、単葉。花は小型で頂生、円錐花序をつくる。果実は下垂し大型で肉質の核果状。マンゴー M.indicaは、北インド、ビルマ、マレー半島(東南アジア熱帯雨林気候区)原産の常緑高木で、高さ10~20mになる。枝条は開張性、ドーム形や大きさなど多種多様。葉は互生し、長さ15~40cmの長楕円形または長披針形で厚い革質。2~4月、枝先に大形の円錐花序を直立し、淡黄緑色または紅色を帯びた小さな花をつける。花は香りがよく、花序の上部から咲く。同じ花序に雄花、雌花、両性花が混じる。2~3カ月後に数個が結実する。果実は楕円形や腎形のものが多く、長さ5~25cmで黄紅色に熟す。果肉は独特の香りがあり多汁、甘味強く生食して美味。単胚性と多胚性のものがある。カイガラムシがつきやすい。沖縄や小笠原では露地で結実する。実生、接ぎ木、取り木などで殖やす。[以上、山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&誠文堂新光社発行、日本インドア・グリーン協会編「熱帯花木と観葉植物図鑑」より]

下記のWebサイトにマンゴー(英名:Mango)に関する詳しい情報が記載されています。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B4%E3%83%BCフリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」マンゴー