peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

東山町松川・館山公園&ヤブソテツ(藪蘇鉄)

2009年12月17日 | 植物図鑑

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2009年12月14日(月)、一関市東山町松川にある「館山公園」に行きました。近くを流れている砂鉄川から見ると、かなり高台にあり、「内館址」とされています。その一角に大きな岩が祀られていて、すぐそばにヤブソテツ(藪蘇鉄)と思われる常緑植物がありました。

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(上)館址から北の方角を見ると砂鉄川と西枚橋、三室集落などが見えます。

(下)そのすぐ近くには、ひがしやま病院が見えます。

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(下)東側のすぐ近くに松川の中心街が見えます。

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(下)上の遠くに見えるのは松川小学校。(下)アップの画像。

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(下)松川公民館

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ヤブソテツ(藪蘇鉄) オシダ科 ヤブソテツ属 Crytomium fortunei

ヤブソテツは、シダ植物門オシダ科に属する植物の総称であり、日本には多くの種がある。また、標準和名をヤブソテツという種もある。一般に一回羽状複葉の小葉が大きく、ほぼ同じ大きさのものが並び、先端の小葉が大きいのが特徴である。茎は太くて短く、わずかに立ち上がり、多数の葉をロゼット状に生じる。葉の軸には多数の褐色の鱗片があり、特に葉の付け根付近は毛深いものが多い。葉は長さが50㎝ほど、一回羽状複葉で、葉全体は長楕円形である。左右に並ぶ小葉はほぼ先の尖った三角形で、葉の先端方向へとその先がやや曲がった形になっている。また、多くのシダ類では先端に向かって次第に小葉が小さくなり、先端は細かく分かれた姿であるが、ヤブソテツ類の場合、先端近くまで小葉がほぼ同じ大きさで、先端の小葉は大きいものがつく。胞子嚢群は葉の裏につく。胞子嚢群はほぼ円形で、すべての小葉の裏面にまばらにつける。胞膜は円形で盾状。利用:日本では身近なシダ類のひとつであり、特にオニヤブソテツ(鬼藪蘇鉄)C.falcatumは道端や畑などの石垣等にも出現する普通種である。ときに庭園などでも利用されることもある。しかし、欧米ではヤブソテツとオニヤブソテツ、特に後者は観葉植物としてシダ類ではポピュラーなものである。大柄で緑が濃くて常緑のシダは観賞的に評価が高い。英名はholly fermである。分類:この属には日本からヒマラヤにかけての地域を中心に十数種が記録される。変異も多く、種の範囲を定めるのが難しい面もある。また、多くのものが単為生殖を行っていることが知られており、その方面からも研究が進められている。標準和名をヤブソテツという種(Crytomium fortunei J.Sm.)は、葉の形は中庸の種である。葉の質はやや薄く、色は黄緑で、艶がない。側羽片(側面に出る小葉)が多く、10対以上ある。やや山間部の森林内に見られる。変異が多く、以下のような変種が認められる。狭義のヤブソテツ(var.fortunei)は側羽片が15対以上、その幅がさほど広くなく、基部が突き出して耳状にならない。(以下省略)

[以上、フリー百科事典「ウィキペディア(wikipedia)ヤブソテツより]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%96%E3%82%BD%E3%83%86%E3%83%84

下記のWebサイトには、素晴らしい画像が掲載されています。

 http://homepage.mac.com/n_yoshiyuki/hana/yabusotetu.html [ヤブソテツ(藪蘇鉄)]