peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ルリハナガサ(瑠璃花笠)/エランテマム・プルケルム

2009年12月28日 | 植物図鑑

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2009年12月24日(木)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)の「花の館温室」に植えられているルリハナガサ(瑠璃花笠)/エランテマム・プルケルムが瑠璃色の花を咲かせていました。花きセンターのホームページに”花の少ないこの時期、瑠璃色の花弁は一際目を引きます。”と書かれていましたが、本当に花の少ない時期です。

 http://www.pref.iwate.jp/~hp3005/migoro.html [花きセンター:花みごろ]

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「花の館温室」の”亜熱帯・沖縄の植物たち”の部屋に植えられているルリハナガサ(瑠璃花笠)

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ルリハナガサ(瑠璃花笠) キツネノマゴ科 エランテマム(ルリハナガサ)属 Eranthemum pulchellum

インド原産の常緑低木。高さは1~2mになる。日本には明治末に入ってきたといわれる。葉は対生し、両端がやや細い楕円形で小さな鋸歯があり、葉脈の凹みが特徴。葉身の長さは4~7㎝、幅2~3㎝。茎の上部の葉腋に10㎝ほどの穂状の総状花序を出し、穂の下の方から順に上に向かって瑠璃色(青紫色)で直径2㎝ほどの美しい花を咲かせる。苞に白い脈が入っていてそこから花が咲き、花の上に雄しべが出てくる。花冠は円形の5弁花で、雄しべ2本が目立つ。開花盛期は12~2月だが、日照と温度に恵まれれば通年開花するとのこと。英名がBlue sageなので、ブルーセージとも呼ばれる。管理:陽光を好む。乾燥気味に管理すれば5℃程度までは耐えるとのこと。繁殖は挿し木。摘芯すれば低い草丈で花が咲く。

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/rurihanagasa.html [ルリハナガサ(瑠璃花笠)]

http://www.botanic.jp/plants-ra/ruriha.htm [るりはながさ(瑠璃花笠)]

http://www.geocities.jp/michi_kba/ao/rurihanagasa.html [ルリハナガサ]

http://yasounikki.exblog.jp/2815292/ [野草デジカメ日記:ルリハナガサ(瑠璃花笠)]


岩手県立花きセンターのガジュマル

2009年12月28日 | 植物図鑑

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上の説明文:ガジュマル 科名:クワ科、学名:Ficus retusa、原産地:沖縄、九州(種子島、屋久島)、インド。沖縄県からの贈呈木です。亜熱帯から熱帯に自生する常緑高木で、多数の気根を出すのが特徴です。垂れ下がった「気根」は地面に着くと支持根となり、互いに絡み合って巨大な幹のように見えます。5月頃に、直径1㎝程のイチジクのような形の花嚢(かのう)がつき、8月頃に帯黄色または淡紅色に熟します。

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2009年12月24日(木)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)の「花の館温室」内の”亜熱帯・沖縄の植物たち”の部屋に植えられているガジュマルの木が小さなイチジクのような実をつけていました。花きセンターのホームページには下記の通り記載されています。”直径1cmくらいの小さな実ですが、クワ科イチジク属のガジュマルの花は、この実の中で咲きますので、外観から花は見ることができません。”

http://www.oref.iwate.jp/~hp3005/migoro.html [花きセンター:花みごろ]

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ガジュマル クワ科 フィカス(イチジク)属 Ficus retusa

東南アジアから沖縄(東南アジア熱帯雨林気候区)原産の常緑高木で25m以上にもなり、幹や枝から多数気根を出す。葉は長さ5~10㎝ぐらい、肉厚で光沢がある。太い幹を挿しても容易に活着するので、朴物として多く利用される。整枝を繰り返して枝を多く出させる。同一種の中でも葉の大小、形などの個体差がある。[以上、誠文堂新光社発行、日本インドア・グリーン協会編「熱帯花木と観葉植物図鑑」より]別名:フィカス・ミクロカルパ。

朴物:沖縄ではキジムナと呼ばれる妖精が宿るといわれるガジュマルは別名「多幸の木」で知られ、ベンジャミンに似た可愛い小葉を付けるゴムの木(フィカス)類の観葉植物です。

http://seitengai.com/midoriya/home/Sshousai.asp?id=9440


テイキンザクラ(提琴桜)/ヤトロファ・インテゲリマ

2009年12月28日 | 植物図鑑

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2009年12月24日(木)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行きました。「花の館温室」内の”亜熱帯・沖縄の植物たち”の部屋に植えられているテイキンザクラ(提琴桜)/ヤトロファ・インテゲリマが濃い桃色の花を咲かせていました。

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テイキンザクラ(提琴桜)/ヤトロファ・インテゲリマ トウダイグサ科 ヤトロファ(タイワンアブラギリ)属 Jatropha integerrima

キューバ(アメリカ熱帯雨林気候区)原産の非耐寒性常緑小低木。高さは1~2mで枝は下垂する。葉は楕円形で先端が尖り、縁が滑らかなもの、中央でくびれるもの、鉾形のもの(「ホコバテイキンザクラ」とすることもある)までいろいろある。花は長く伸びる花茎に直径2~3㎝ほどの花をまとまって付ける。ピンク~濃紅色のサクラ(桜)に似た花を咲かせることからナンヨウザクラ(南洋桜)とも呼ばれる。サクラと違って2ケ月ぐらい咲き続けるとのこと。花期は3~6月が盛期だが、温度と日照が十分あれば(温室など)周年開花する。和名のテイキンザクラの「提琴」というのは、中国語で弦楽器のことだという。栽培:日当たりを好むので、明るい窓辺、やや遮光した戸外で育てる。越冬温度は15℃以上必要なので冬は室内へ。乾燥に耐えるので、土の表面から数㎝乾いてから潅水する。挿し木(5~6月)、取り木で殖やす。なお、他にも熱帯アメリカ原産のナンヨウザクラと呼ばれている白い花で実がサクランボのような木があるらしい。[以上、誠文堂新光社発行、日本インドア・グリーン協会編「熱帯花木と観葉植物図鑑」ほかより]

http://momonatu.blog5.fc2.com/blog-entry-465.html [photo Life テイキンザクラ(提琴桜)]

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/teikinzakura.html

[テイキンザクラ(提琴桜):ホコバテイキンザクラが掲載されています。

ホコバテイキンザクラ(鉾葉提琴桜)Jatropha pandurifolia

キューバ(アメリカ熱帯雨林気候区)原産の3mぐらいになる常緑の低木。花は径2~3㎝で。濃赤色花が茎の先にかたまって咲く。温度さえあれば一年中咲き続ける。冬は室内に入れ5℃以上に保温する。白い樹液は有毒。挿し木でよく着く。[以上、誠文堂新光社発行、日本インドア・グリーン協会編「熱帯花木と観葉植物図鑑」より]

http://divingcat.net/hanahana/ta-to/te/teikinzakura.html[テイキンザクラ(トウダイグサ科)]

http://www9.plala.or.jp/mosimosi/flower/t/teikinzakura.htm[テイキンザクラ(提琴桜)]