peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

岩手県立花きセンターのシクラメン(Cyclamen)その1

2009年12月24日 | 植物図鑑

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2009年12月24日(木)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行きました。本館(管理棟1階の展示室)に展示されているシクラメン約20品種とほとんど同じものと思われるシクラメンが、すぐ近くの研修温室にも展示されていました。それぞれの鉢に名札がつけてありました。

 http://www.pref.iwate.jp/~hp3005/hanadayori.html [岩手県立花きセンター:花だより

「シクラメン」=「ブタノマンジュウ(豚饅頭)」?

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(上2つ)冬桜・薄紅梅

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(上2つ)F1コンサート・アポロ

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フルマージュ・パープル

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(上2つ)F1コンサート・ジュリア

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(上2つ)F1コンサート・レッド

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(上2つ)クラシカル・ドレス

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(上2つ)フルマージュ・レッド

シクラメン サクラソウ科 シクラメン属 Cyclamen:地中海沿岸から中近東にかけて、約19種が分布する塊茎をもつ多年草。シクラメン C.persicum:葉は根出し、長柄をもつ心臓形または円形をなす。葉の表面は斑紋、葉縁には葉牙がある。花は長い花柄の頂部に単生し、受精すると花柄が螺旋状に巻く。萼片は5、花冠は5裂、雄しべは花冠基部に合着し短い。雌しべは1で細い。果実は蒴果で、成熟すると先端から裂開する。園芸品種は、エーゲ海沿岸に分布する本種を起源としている。新品種の育成は1731年にイギリスに導入され、大輪系のギガンテウムcv.Giganteum(1894年)とサーモン・クイーンcv.Salmon Queen(1894年)が発表されてから急速に活発になり、1900年代初めは様々な花形をした品種が発表され、今日の品種の基礎が築かれた。現在では、ほとんどの品種がF1化されている。また種子繁殖が行われているために、一部の品種では形質の変異が問題となり、組織培養苗で扱われている。園芸品種には、中輪から大輪の普通種と小輪のミニ種とがあり、育成者の命名により、タス系、パステル系、作曲家シリーズ、ピッコロ系など多くの系統がある。[栽培]一般の栽培では、10月から2、3月に播種し、鉢植えを繰り返して秋から冬に咲かせる。夏の高温には弱いため、高冷地に避暑する(山あげ栽培)場合もある。[以上、山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]


コドナンテ(Codonanthe)・トパーズ

2009年12月24日 | 植物図鑑

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2009年12月24日(木)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行きました。本館(管理棟)1階にある展示室に、シクラメン約20品種のほか数種類の植物が展示されていました。それらの中に花と実を同時につけた「コドナンテ(Codonanthe)」という熱帯植物がありました。公開施設の見学時間:11~3月、10:00~15:00。4~10月、10:00~16:00。年末年始は休業

 http://www.pref.iwate.jp/~hp3005/migoro.html [岩手県立花きセンター:花みごろ]

  http://www.pref.iwate.jp/~hp3005/hanadayori.html [岩手県立花きセンター:花だより]

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コドナンテ・トパーズ キツネノマゴ科 コドナンテ属 Codonanthe gracilis cv.Topaz

コドナンテ属:熱帯アメリカに約15種があり、着生の小低木またはつる性の多年生草本。葉は対生、蜜をアリに提供し、受粉と種子播きをアリにさせる共生関係がある。コドナンテ・トパーズは、ブラジル原生の常緑つる性植物。葉は対生し濃緑色。革質、照葉で長さ1~2cm。花は直径1cmで白色。液果はオレンジ色または黄色で直径約8mm。1982年愛知県に導入された。繁殖は挿し木。[以上、誠文堂新光社発行、日本インドア・グリーン協会編「熱帯花木と観葉植物図鑑」より]