石川県加賀市中代町の九谷焼専門店「九谷満月」 2009年11月24日(火)
2009年11月24日(火)、国際興業グループ・岩手県交通のバスツアー「金沢兼六園ライトアップと北陸全周の旅」の2日目。大本山永平寺と東尋坊を見て、後は金沢市内にある「ひがし茶屋街」の散策をして、ホテル(金沢ニューグランドホテル・アネックス)に戻るだけになりました。予定のコースにある北陸最大級の九谷焼専門店「九谷満月」での時間は14:30~15:00。このような高尚な趣味のない身には、時間が余りすぎます。仕方なしに店の中に入ると、正面に「九谷の名品、醍醐花見の図 作田利男作」という名札のついた大きな花瓶と思われるものが展示されていました。
値段が書いてあり、「3000万円」のようです。
このフクロウの置物は、21,000円。
このフクロウの置物は、37,800円とか17,850円。
このフクロウの置物は、10,500円。
このフクロウの置物(ペア)は、11、550円。これなら買えると思ったら、妻は「いらない」。
コーヒー茶碗も1個3,150円、1個2,835円、ペア・8、925円などのものがありましたが、結局買わずしまい。高価な商品を割ったりしないようにと思って、20分ほどで退出しました。時間を持て余していたとき、紅色の花を沢山つけたサザンカ(山茶花)を見つけました。同じように時間をもて余した人たちが見に寄ってきました。(バスに乗ろうにも、ガソリン給油のためバスは不在でした。)
http://www.mangetsu.co.jp/about.html [九谷満月について]
サザンカ(山茶花)ツバキ科 ツバキ属 Cammellia sasanqua
暖地の山中に自生する常緑小高木で、高さは普通5~60mになる。観賞用として広く栽培され、園芸品種も多い。ツバキに似ているが、幹や枝がずっとほっそりしていて、葉も小さい。葉は有柄で互生し、長さ3~7㎝の楕円形で、縁には細かい鋸歯がある。表面は艶やかな濃緑色。葉柄や葉の裏面脈上に粗い毛がある。10月中旬頃から花が咲きはじめる。花は野生のものは直径5㎝ほどで白色。花弁は普通5枚あり、倒卵形で平らに開き、中心部には黄色の雄しべが多数ある。花が終わると花弁がばらばらになって散る点が、花が丸ごと落ちるツバキと異なる。またツバキの雄しべは下半部がくっついて筒状になっているが、サザンカの雄しべは1本ずつ離れている。果実はツバキより小さく、翌年の夏から秋にかけて熟し、3つに割れる。種子は堅くて黒い。サザンカには多くの園芸品種がある。江戸時代から品種改良が進められ、花の直径が15㎝にもなるもの、花弁に皺が多いもの、一重、八重、千重咲きのものなどが作られた。花の色も白、ピンク、紅、ぼかし、絞りなど、変化に富んでいる。用途:庭園樹、生垣、盆栽。分布:本州(山口県)、四国、九州、沖縄。[以上、山と渓谷社発行、山渓ポケット図鑑3・秋の花」ほかより]