2009年11月24日(火)、岩手県交通のバスツアー「金沢兼六園ライトアップと北陸全周の旅」の2日目は、このひがし茶屋街の散策で終わり、後は昨日も泊ったホテルに帰るだけになりました。宇多須神社と菅原神社を見てから、裏通りを通って東山観光駐車場まで歩きました。ウキツリボク(浮吊木)とも呼ばれるアブチロン・メガポタミクム’チロリアンランプ’が花を咲かせていました。
ひがし茶屋街の裏通りにある和菓子の店・菓子司「森八」
上2つと下 お茶屋文化館(旧・中屋)
上と下 ひがし茶屋街の無料休憩館(金沢都市美文化賞)
アオイ科 アブチロン(イチビ)属 Abutilon:熱帯、亜熱帯に150種ほど分布する半耐寒性常緑多年草、低木、小高木で、熱帯地では花壇、庭園、寒地では温室内で植栽するか鉢植えとする。属名はギリシャ語の「牡牛」と「下痢」の2語からなり、この植物が家畜の下痢止めに薬効があるということに由来する。本属は花に萼状総苞がない点がほかの属と異なる。現在は野生種より多くの交雑種の品種が栽培されることが多い。
アブチロン・メガポタミクム’チロリアンランプ’ Abutilon megapotamicum
ブラジル原産だが、関東以西なら戸外で越冬する。花の形からウキツリボク(浮吊木)の名がある。葉に斑の入る品種や、またストリアツムA.striatumとの種間交雑種のミレリなどがある。管理:初夏から秋までは風通しと日当たりのよい戸外に置き、鉢土の表面が乾いたらたっぷり水やりする。寒さにやや弱いので、晩秋には日当たりのよい室内に取り込み、水を控える。花期:温室内では周年。[以上、山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・観葉植物」ほかより]