2009年11月22日(日)、一関市山目の寺前地区にある民家の玄関前に黄色い花をつけた「イエロー・メキシコ」と思われる鉢植えのアブチロン(ヒブリドゥム)が展示されていました。
アブチロン・ヒブリドゥム’イエロー・メキシコ’ アオイ科 アブチロン(イチビ)属
Abutilon×hybridum×cv.Yellow Mexico
熱帯から温帯にかけて100種以上原生する常緑低木、多年草、一年草だが、栽培種は低木が多い。近年、花の美しい改良された園芸品種群が導入されている。葉は、縁が深く切れ込んだもの、鋸歯のあるものなど多彩。鉢物向きの矮性品種もある。5~12月に咲く花の多くは赤、黄、白、赤紫などで、盆形の5弁花に脈が入り、うつ向き気味に咲く。 キフ(黄斑)アブチロン=ストリアツムA.striatum cv.Thompsoniiは観賞温室で馴染みが深いが、葉に淡黄色か白色の斑点があり、観葉植物としても好まれている。花が黄色、萼が紅色のウキツリボク(浮釣木)=メガポタミクムA.megapotamicumもよく知られている。花の美しい品種群は来歴不明だが、周年開花し、花色も豊富で、育てやすい。[管理]日照を好む。ハダニ、ハマキムシ、オンシツコナジラミに注意する。5~8℃で越冬する。挿し木で殖やす。[以上、山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・観葉植物」ほかより]
画像に良く似たアブチロンに、ヒブリドゥム’ゴールデン・フリース’cv.Golden Fleeceがある。
下記のWebサイトにアブチロンの素晴らしい画像が掲載されています。
http://d.hatena.ne.jp/hantubojinusi/ [半坪ビオトープの日記]