peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

奥州市水沢区「」のマツバボタン(松葉牡丹)

2010年08月30日 | 植物図鑑

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2010年8月29日(日)、奥州市水沢区佐倉河のを散策しました。花壇には矮性の百日草(ジニア)と共にマツバボタン(松葉牡丹)が沢山花を咲かせていました。松葉牡丹がこれだけ沢山植えられているのを見たのははじめてです。日中の暑い盛りにもかかわらず、花壇の手入れをしている人たちがいました。

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ポーチュラカ スベリヒユ科 Portulaca spp.

仲間のうち2種が花壇や鉢物向きに栽培されており、真夏でも光沢のある色鮮やかな花を咲かせる。花色は赤、紅紫、桃、黄、白、橙など。そのうち多肉質の葉が松葉に似ているのはマツバボタン(松葉牡丹。P.グランデフロラ)で、江戸時代末期に渡来した南米原産の一年草。一重または八重咲きの花は午前中に閉じるが、最近は終日咲きの品種もある。花期は7~9月。

もう1種は葉がへら形のハナスベリヒユ(花滑莧)で、花径は約2㎝。花期は5~10月。近年米国で作出されたP.オルラケアの園芸品種。

[講談社発行「野の花・街の花(長岡 求:監修)」より]

マツバボタン(松葉牡丹) スベリヒユ科 ポーチュラカ(スベリヒユ)属 Portulaca grandiflora

ブラジル、アルゼンチン原産の春播き1年草。別名:ヒデリソウ(日照草)、ツメキリソウ

特徴:葉が松葉に花がボタン(牡丹)に似ていることからついた名で、夏の日照に強いのでヒデリソウとも呼ばれて江戸時代から親しまれている。多肉質の細い葉をつけた茎が地面を覆うように広がり、色鮮やかな花を夏中次々と咲かせる。古い品種は午前中に開き午後には閉じてしまうが、最近は夕方まで咲き続ける大輪の八重咲き種が出回る。管理:高温と日光を好むので、直射日光のよく当たる戸外に置く。鉢土の過湿を嫌うので水やりは鉢土の表面が十分乾いてからする。できるだけ乾燥気味に保つ。花期:用途:庭植え、鉢植え。[西東社発行「知りたい花の名前がわかる 花の事典(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」より]