2012年11月23日(金)、奥州市教育委員会 世界遺産登録推進室:主催の奥州市「白鳥舘遺跡・第11次発掘調査現地説明会」が、現地(奥州市前沢区字鵜ノ木田・白鳥舘地内)で開催されましたので行ってきました。
発掘調査中の現地近くに植栽されているピラカンサ/ヒマラヤトキワサンザシが、朱橙色に熟した実を沢山つけていました。
白鳥舘遺跡は、白鳥川と北上川の合流点の南東約700mの地点に位置し、北上川に半島状に突き出した丘陵に立地します。遺跡は標高27~30m前後で、北と東が北上川に接しています。これまでの発掘調査によって、遺跡の丘陵部は10世紀頃に集落として利用されたのち、14世紀頃に城館となり、15世紀半ばには現在のような城館として大きく整備されたと考えらています。
http://www.iwate-np.co.jp/sekai/sekai/sekai1207111.html [世界遺産追加登録へ調査本格化、奥州など各地で 2012/7/11 岩手日報]
http://www.iwate-np.co.jp/sekai/sekai/sekai1112011.html [かわらけ窯遺構確認、奥州・白鳥舘遺跡]
ヒマラヤトキワサンザシ(ヒマラヤ常盤山査子) バラ科 ピラカンサ(トキワサンザシ)属 Pyracantha crenulata
ヒマラヤ原産の常緑低木で、日本には昭和初期に渡来した。。花も実も美しいので、庭や生け垣などに良く植えられている。カザンデマリやインドトキワサンザシともいう。高さは2~3mになり、よく枝分かれし、枝には刺がある。葉は互生し、長さ2~5㎝の長楕円形~披針形で革質、両面とも無毛で、表面は光沢があり、裏面は淡緑色。縁には細かい鋸歯がある。
5~6月、短い枝の先に散房花序を出し、直径1㎝ほどの白い花が枝いっぱいに群がって咲く。果実は直径7~8㎜の球形で、10月頃、光沢のある橙紅色または真紅色に熟す。一般にはヒマラヤトキワサンザシ、タチバナモドキ、トキワサンザシなどをまとめて、ピラカンサと呼ぶことが多い。用途:庭木、鉢植え、盆栽、花材。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38525011&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市末広二丁目のヒマラヤトキワサンザシ/ピラカンサ]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=36649557&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市田村町のヒマラヤトキワサンザシ]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=36189615&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市末広二丁目のヒマラヤトキワサンザシ/ピラカンサ]