peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

秋田県潟上市「ブルーメッセあきた」のアブチロン 2013年10月5日(土)

2013年10月14日 | 植物図鑑

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2013年10月5日(土)、秋田自動車道を通って男鹿半島と秋田市を1泊2日で訪れる機会がありました。1日目は「昭和男鹿半島IC」を出て、秋田県潟上市の「ブルーメッセあきた」の観賞温室の花を楽しみました。

http://www.blume-messe.com/ [道の駅しょうわ/ブルーメッセあきた]

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(上と下)「アグリプラザ昭和」から「秋田県花き育苗センター」の観賞温室(C室)に連絡している通路に展示販売されていた沢山の鉢花の中に、赤や黄、淡黄、橙、ピンク色等の花を咲かせたアブチロンがありました。

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アオイ科 アブチロン属 Abutilon:属名はギリシャ語の「牡牛」と「下痢」の2語からなり、この植物が家畜の下痢止めに薬効があるということに由来する。熱帯から亜熱帯、温帯に約150種ほど分布する半耐寒性常緑宿根草(多年草)、低木、小高木で、熱帯地では花壇、庭園、寒地では温室内で植栽するか鉢植えとする。本属は花に萼状総苞がない点がほかの属と異なる。現在は野生種より多くの交雑種の品種が栽培されることが多い。

アブチロン アオイ科 アブチロン(イチビ)属 Abutilon spp.

普通に栽培される品種には’カナリー・バード’cv.Canary Bird、’ゴールデン・フリース’cv.Golden Fleece、’タンジェリン’cv.Tangerine、’スブニール・ドゥ・ボン’cv.Souvenir de Bonn、斑入りアブチロン A.×hybridumcv.Variegatum, 最近の品種にはサンテンス A.×suntenseがあり、青紫色の品種に人気がある。

そのほjか近縁種にストリアツム(黄斑アブチロン) A.pictumの’トンプソニィー’cv.Thompsonii、花の形からウキツリボク(浮吊木)の和名があるメガポタミクムA.megapotamicumはブラジル原産だが、関東地方以西なら戸外で越冬する。葉に斑の入る斑入りウキツリボク、黄点入りの品種や、またストリアツム A.striatumとの種間交雑種の’ミレリ’、鉢物向きの矮性品種もある。

最近は赤や黄、オレンジ色など色鮮やかで、花径4~7㎝の大きな花を下向きに次々と咲かせる園芸品種が出回る。花の美しい品種群は来歴不明だが、周年開花し、花色も豊富で育てやすい。

栽培管理:日照を好む。鉢花は、春~秋は風通しと日当たりのよい戸外に置き、鉢土の表面が乾いたらたっぷり水やりする。寒さにやや弱いので、晩秋には日当たりの良い室内に取り込み、水を控える。ハダニ、ハマキムシ、オンシツコナジラミに注意する。5~8℃で越冬する。挿し木で殖やす。温暖地では露地で越冬するが、関東地方以北では越冬できない。花期:温室内では周年。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&同「山渓カラー名鑑・観葉植物」&西東社発行「色・季節でひける花の事典820種」&同「知りたい花の名前がわかる花の事典」(ともに金田初代・文、金田洋一郎・写真)」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38506415&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市大東町摺沢のアブチロン・ヒブリドゥム  2011年10月16日(日)]

http://www.botanic.jp/plants-aa/abuhyb.htm [shu(^^)Homepage,アブチロン・ヒブリドゥム]

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/abutilon-hybridum.html [アブチロン・ヒブリドゥム]

http://hanakikousikinohana.blog120.fc2.com/blog-entry-544.html [Digital_Photo 花遊悠 アブチロン・ヒブリドゥム、アブチロン浮釣木(うきつりぼく)]

http://g-kamu.com/htm/abutiron.htm [「アブチロン・ヒブリドゥム」]

http://masuo1.sakura.ne.jp/A11_165.htm [花よりのメッセージ 6月の花]

http://www2.tky.3web.ne.jp/~hidamari/photo190.html [アブチロン・ヒブリドゥム]


秋田県潟上市「ブルーメッセあきた」のハイビスカス 2013年10月5日(土)

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2013年10月5日(土)、秋田自動車道を通って男鹿半島と秋田市を1泊2日で訪れる機会がありました。1日目は「昭和男鹿半島IC」を出て、秋田県潟上市の「ブルーメッセあきた」の観賞温室の花を楽しみました。

http://www.blume-messe.com/ [道の駅しょうわ/ブルーメッセあきた]

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(上と下)「アグリプラザ昭和」から連絡通路でつながっている「秋田県花き育苗センター」の観賞温室(C室)に、赤や白、ピンク色の花を咲かせたハイビスカスが展示されていました。

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アオイ科 ハイビスカス(フヨウ)属 Hibiscus:温帯、亜熱帯、熱帯地域に200~220種の宿根草、小低木、低木、高木が分布する。世界の花木として重要種である。

ハイビスカス Hibiscus rosa-sinensis:ハワイのハイビスカスとして有名な本種は、東南アジアの原産と考えられている。低木または小高木で、5mまで伸びる。葉は光沢があり卵形から広披針形で、葉縁に鋸歯がある。花は大きく、花弁長は12㎝までになる。花柱が突出する。花色は赤、ピンク、紅、黄、オレンジ、白など多彩で美しい。八重咲きもあり豪華である。品種数は、これまでおそらく3000を超すといわれているが、実際には400品種ぐらいが見られ、’クイーン・スター’cv.Queen Star、’バルカン’cv.Vulcanなどがある。残念ながら、わが国では暖房室内の栽培のため、わずかな品種しか見られない。栽培:繁殖は接木、挿木。花期:温度があれば周年。,strong>[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

ブッソウゲ(仏桑花、扶桑花) アオイ科 フヨウ(ハイビスカス)属 Hibiscus rosa-sinensis

別名:ハイビスカス原産地ははっきりしないが、インド洋の島々またはアフリカ起源の雑種ではないかと考えられている。高さ2~3mになる常緑低木。鉢植えにすることが多いが、暖かい地方では庭などにも植えられる。葉は長さ4~12㎝の広卵形または卵形で、縁には粗い鋸歯がある。表面は濃緑色で光沢がある。7~10月、直径10~15cmの花を開く。花弁は5個で、普通鮮紅色だが、黄色や桃色、橙色など多くの園芸品種がある。筒状になった雄しべは花から突き出る。雌しべは雄しべより長く、柱頭は5個。ハワイで幾つかの種を交配してつくられた品種群はハワイアン・ハイビスカスと呼ばれる。熱帯アフリカ原産のフウリンブッソウゲvar.schizopetalusは花弁が細かく裂ける。用途:庭木、鉢植え。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&同「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]