2013年10月5日(土)、秋田自動車道を通って男鹿半島と秋田市を1泊2日で訪れる機会がありました。1日目は「昭和男鹿半島IC」を出て、秋田県潟上市の「ブルーメッセあきた」の観賞温室の花を楽しみました。
http://www.blume-messe.com/ [道の駅しょうわ/ブルーメッセあきた]
(上と下)「アグリプラザ昭和」から「秋田県花き育苗センター」の観賞温室(C室)に連絡している通路に展示販売されていた沢山の鉢花の中に、赤や黄、淡黄、橙、ピンク色等の花を咲かせたアブチロンがありました。
アオイ科 アブチロン属 Abutilon:属名はギリシャ語の「牡牛」と「下痢」の2語からなり、この植物が家畜の下痢止めに薬効があるということに由来する。熱帯から亜熱帯、温帯に約150種ほど分布する半耐寒性常緑宿根草(多年草)、低木、小高木で、熱帯地では花壇、庭園、寒地では温室内で植栽するか鉢植えとする。本属は花に萼状総苞がない点がほかの属と異なる。現在は野生種より多くの交雑種の品種が栽培されることが多い。
アブチロン アオイ科 アブチロン(イチビ)属 Abutilon spp.
普通に栽培される品種には’カナリー・バード’cv.Canary Bird、’ゴールデン・フリース’cv.Golden Fleece、’タンジェリン’cv.Tangerine、’スブニール・ドゥ・ボン’cv.Souvenir de Bonn、斑入りアブチロン A.×hybridumcv.Variegatum, 最近の品種にはサンテンス A.×suntenseがあり、青紫色の品種に人気がある。
そのほjか近縁種にストリアツム(黄斑アブチロン) A.pictumの’トンプソニィー’cv.Thompsonii、花の形からウキツリボク(浮吊木)の和名があるメガポタミクムA.megapotamicumはブラジル原産だが、関東地方以西なら戸外で越冬する。葉に斑の入る斑入りウキツリボク、黄点入りの品種や、またストリアツム A.striatumとの種間交雑種の’ミレリ’、鉢物向きの矮性品種もある。
最近は赤や黄、オレンジ色など色鮮やかで、花径4~7㎝の大きな花を下向きに次々と咲かせる園芸品種が出回る。花の美しい品種群は来歴不明だが、周年開花し、花色も豊富で育てやすい。
栽培管理:日照を好む。鉢花は、春~秋は風通しと日当たりのよい戸外に置き、鉢土の表面が乾いたらたっぷり水やりする。寒さにやや弱いので、晩秋には日当たりの良い室内に取り込み、水を控える。ハダニ、ハマキムシ、オンシツコナジラミに注意する。5~8℃で越冬する。挿し木で殖やす。温暖地では露地で越冬するが、関東地方以北では越冬できない。花期:温室内では周年。
[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&同「山渓カラー名鑑・観葉植物」&西東社発行「色・季節でひける花の事典820種」&同「知りたい花の名前がわかる花の事典」(ともに金田初代・文、金田洋一郎・写真)」より]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38506415&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市大東町摺沢のアブチロン・ヒブリドゥム 2011年10月16日(日)]
http://www.botanic.jp/plants-aa/abuhyb.htm [shu(^^)Homepage,アブチロン・ヒブリドゥム]
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/abutilon-hybridum.html [アブチロン・ヒブリドゥム]
http://hanakikousikinohana.blog120.fc2.com/blog-entry-544.html [Digital_Photo 花遊悠 アブチロン・ヒブリドゥム、アブチロン浮釣木(うきつりぼく)]
http://g-kamu.com/htm/abutiron.htm [「アブチロン・ヒブリドゥム」]
http://masuo1.sakura.ne.jp/A11_165.htm [花よりのメッセージ 6月の花]
http://www2.tky.3web.ne.jp/~hidamari/photo190.html [アブチロン・ヒブリドゥム]