peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

岩手県金ケ崎町のサザンカ(山茶花) 2013年12月1日(日)

2013年12月01日 | 植物図鑑

P1110751a

P1110750a

P1110749a

P1110752a

P1110740a

(上)金ケ崎本町の岩手銀行金ケ崎支店の前から分岐している道路を真っ直ぐ「白糸まちなみ交流館」の方角へ進みました。

P1110726a

P1110738a

P1110761a

(上と下)上の木の下にある「金ケ崎町重要伝統的建造物群保存地区」の案内板。

P1110762a

P1110743a

2013年12月1日(日)、金ケ崎町本町から町並保存地区に向かって散策していたら、道路沿い右側にある民家の門口に植栽されているサザンカ(山茶花)が、今を盛りと花を沢山咲かせていました。桃園(ももぞの)という品種ではないかと思います。

P1110744a

P1110754a

P1110753a

P1110745a

P1110746a

P1110748a

サザンカ(山茶花) ツバキ科 ツバキ(カメリア)属 Camellia sasanqua

暖地の山地に生える常緑小高木で、高さは普通5~6mになるが、大きいものは15mにもなる。若枝や葉柄に短毛がある。葉は互生し、長さ3~7㎝の楕円形でやや厚く、光沢がある。縁には細鋸歯がある。両面とも主脈に短毛がある。10~12月、枝先に直径4~7㎝の白い花を咲かせる。花弁は5枚で平開し、ばらばらになって散る。雄しべは多数あるが、筒状に合着しない。子房は有毛。蒴果は直径1.5~2㎝の卵球形で細毛があり、熟すと3裂して黒褐色の種子を出す。日本特産種

ツバキと同じく多くの品種が育成されている。品種には秋咲き、寒咲き、春咲き、花色は桃、紅、縁紅ぼかし、白など、また一重、八重咲きなどがある。系統として江戸サザンカ、熊本サザンカ(肥後サザンカ)が知られている。また、ツバキとサザンカの中間タイプにカンツバキC.×hiemalis、交雑種のハルサザンカ系×vernalisもある。カンツバキの1品種「勘次郎」は関西地方の名で、関東地方では「立寒椿cv.Tachikantsubaki」といわれる。用途:庭木、公園樹、鉢植え、器具材。栽培:繁殖は実生、挿木、接木による。分布:四国(西南部)、九州、屋久島、種子島、奄美大島、沖縄、西表島。

サザンカ(山茶花)の園芸種:ヒノツカサ(緋の司)Hi-no-tsukasa 11月上旬に鮮紅色の一重の花が咲く。直径9~10㎝の中~大輪。花弁は8~9枚で縁に皺が多い。花には蜜が多く、芳香がある。シウンダイ(紫雲台)Shiundai 11月頃、紫色を帯びた濃桃色で半八重の花が咲く。直径11~12㎝の大輪。花弁は6~8枚で、厚くて皺がある。オオミゴロモ(御美衣)Omigoromo 10月中旬~12月に白地に紅色のぼかしが入った花が咲く。直径7~10㎝の中輪で抱え咲き。花弁は8~9枚で、厚くて皺がある。別名はオミゴロモ

サザンカ 桃園(ももぞの) ツバキ科 ツバキ属 Momozono 産地:熊本。[花]:桃色、蕾は濃紅色で、開花すると桃花、一重、平開咲き、花弁周縁に皺が多い。中~大輪。[花期]:11~12月。[葉]:楕円~倒卵状楕円、中形。[樹]:立性、比較的強い。[来歴]:宍戸弥次郎選出の肥後サザンカ。[誠文堂新光社発行、日本ツバキ協会編「最新日本ツバキ図鑑」より]


奥州市水沢区佐倉河のリンゴ(林檎)の果実 2013年12月1日(日)

2013年12月01日 | 植物図鑑

P1110844a

P1110843a

P1110842a

P1110860a

P1110831a

P1110871a

P1110870a

P1110865a

P1110823a

P1110879a

2013年12月1日(日)、県道270号線(旧国道4号線)の「梨畑」バス停のすぐ傍にあるリンゴ(林檎)園のリンゴ(林檎)の木に、赤い色の果実と黄色い色の果実を付けたものがありました。毎年遅くまで果実が付いていますので初冬の風物詩になっています。

P1110877a

P1110821a

P1110874a

P1110824a

P1110825a

P1110828a

P1110857a

P1110848a

P1110850

P1110884a

P1110864a

P1110869a

P1110861a

P1110866a

P1110867a

セイヨウリンゴ(西洋林檎) バラ科 リンゴ(マルス)属 Malus domestica (=Pumila var.domestica)

現在世界各地で栽培されているのはセイヨウリンゴ(西洋林檎)で、ヨーロッパでは4000年以上前から栽培されていたという。原産地はコーカサス地方と推定されている。日本では江戸時代には中国から入ったワリンゴ(これを林檎と呼んでいた)が栽培されていたが、明治時代に欧米から多くの品種が導入され、本格的な栽培がはじまった。紅玉や国光、祝などは当時アメリカから入ってきた品種で、戦後になると日本でもふじ(富士)、つがる、陸奥、王林など、多くの品種が育成されるようになった。

落葉高木で果樹として世界の温帯で広く栽培されている。白またはピンクがかった白色花。花は単生、花柱が合着する。生食のほか果実酒、ジャムなどの加工用に重要。これら果樹用の品種は国際的に多く、’ふじ’など日本特産の品種も多い。栽培管理:繁殖は実生、接木。花期&果期:4~5月。果実は7~11月。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&同「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=41186630&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:奥州市水沢区のリンゴ(林檎)の実 2012年10月14日(日)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35907381&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:奥州市水沢区のリンゴ(林檎)の実]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=32631681&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市川崎町のリンゴ(林檎)の実]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B5%E3%81%98_(%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B4)  [ふじ・サン(リンゴ):Wikipedia]

http://www.town.fujisaki.lg.jp/index.cfm/6,0,13,226,html [りんご「ふじ」発祥の地:青森県藤崎町ホームページ]

http://www.narimasu-nouen.com/?mode=f3 [サンふじ:信州りんごの成増農園(長野市)]


一関市山目才天のカリン(花梨) 2012年11月29日(金)

2013年12月01日 | 植物図鑑

P1100470a

P1100688a

P1100691a

P1100686a

P1100684a

2013年11月29日(金)、一関市山目才天などの市街地を散策していたら、民家の庭に植栽されているカリン(花梨)の木の根元に黄色く熟した果実が沢山落ちていました。

P1100693a

P1100687a

P1100695a

P1100690aa

P1100685a

P1100473a

P1100471a

カリン(花梨・花櫚) バラ科 ボケ属 Chaenomeles sinensis

中国原産の落葉小高木~高木。日本には古い時代に入り、甲信越、東北地方に多く植えられている。中国名は榠樝。高さは5~10mになる。樹皮は鱗片状に剥がれ、その痕が斑(まだら)模様になってよく目立つ。葉は長さ4~8㎝の卵形~倒卵形。4~5月、短枝の先に直径3㎝ほどの淡紅色の花が1個ずつ咲く。花弁は5個。

果実は長さ8~15㎝の楕円形または倒卵形で、10月に黄色に熟し、芳香がある。果肉は堅くて酸味が強いので生では食べられないが、果実酒や砂糖漬けにする。最近は果実のエキスでのど飴がつくられている。喘息(ぜんそく)や咳(せき)止めなどの薬用にも利用される。用途:庭木、盆栽、家具材、床柱。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=41205638&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市田村町のカリン(花梨・花櫚)の実]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38565093&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:平泉・観自在王院跡のカリン(花梨・花櫚)の実]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35913797&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:奥州市水沢区のカリン(花梨・花櫚)の実]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=32940641&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市川崎町のカリン(花梨・花櫚)の実]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%83%B3_(%E3%83%90%E3%83%A9%E7%A7%91) [カリン(Wikipedia)]

http://momonatu.blog5.fc2.com/blog-entry-903.html [カリンの花]

http://www.hana300.com/karin0.html [カリン(季節の花300)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35913797&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:奥州市水沢区佐倉河のカリン(花梨)の実 2010年10月24日(日)]