2013年12月15日(日)、岩手県立図書館(盛岡市盛岡駅西通1-7-1)の企画展「盛岡藩の戊辰戦争(ぼしんせんそう)」展が、いわて県民情報交流センター[アイーナ] 内の岩手県立図書館4階展示コーナーで、12月6日(金)~2014年1月26日(日)日程で開催中でしたので、妻と一緒に行ってきました。
展示は、盛岡藩における戊辰戦争について、家老・楢山佐渡をはじめとする関連人物に触れながら、所蔵資料とともに紹介されていました。
この日、14:00時から展示解説会があるというので、展示物を一応見た後別の見学場所に行った後、また行って解説を聞いてきました。そのため良く理解できたように思いました。
盛岡藩の戊辰戦争:慶応4年(1868)1月に京都で起きた鳥羽・伏見の戦いから、戊辰戦争は始まりました。仙台藩などと共に奥羽越列藩同盟に加わった盛岡藩は、同盟を脱退した秋田藩を攻めましたが、新政府軍の援助を得て最新鋭の武器を装備した秋田勢に敗れ、同年9月に降伏しました。盛岡藩主席家老の楢山佐渡は、この責任を一身に負い、翌明治2年(1969)6月、盛岡市の法恩寺で切腹の形をもって処刑されたそうです。
「賊軍」とされた盛岡藩は、明治維新後も苦難の道を歩みます。この時14歳だった原敬(はらさとし)は、寺のそばにたたずみ、涙していたと伝えられています。しかし、この逆境は、明治以降岩手県から原敬をはじめとする多くの逸材が輩出する源流ともなっていったといわれています。
この企画展では、戊辰戦争勃発から盛岡藩参戦の経緯、戦闘の経過、戦後の状況を、関連人物に触れながら所蔵資料とともに紹介されています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%8A%E8%BE%B0%E6%88%A6%E4%BA%89 [戊辰戦争(Wikipedia)]
http://www.bunka.pref.iwate.jp/rekishi/rekisi/data/meiji_1.html [戊辰戦争から岩手県成立へ]
http://iwate-isn.sakura.ne.jp/bunkasalon/36kai.htm [「南部藩と戊辰戦争」:第36回分かサロン:高橋清明氏]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%9B%E5%B2%A1%E8%97%A9 [盛岡藩(Wikipedia)]
http://www.library.pref.iwate.jp/info/evecale/kikakuten/index.html [企画展のご案内:「盛岡藩の戊辰戦争」]
www.library.pref.iwate.jp/ [岩手県立図書館]