peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

「世界の椿館・碁石」のストレプトカーパス 2013年12月19日(木)

2013年12月29日 | 植物図鑑

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2013年12月19日(木)、世界の椿館・碁石(大船渡市末崎町字大浜280番地1)に行ってきました。

世界の椿館・碁石では、世界13カ国(アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、ベルギー、フランス、ポルトガル、イタリア、中国、ベトナム、フィリピン、台湾、日本)450種の椿と四季折々の花卉(かき)を植栽展示しています。この日は、全体の5分の1ほどしか椿の花が咲いていませんでしたが、それでも沢山の花が咲いていました。

また、大温室の中に展示されていた様々な草花類の中に、花を沢山付けたストレプトカーパスがありました。

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入口を入ってすぐ「エントランスホール」があり、様々な草花が展示販売されていますが、この日は花を沢山付けたストレプトカーパスが一鉢だけありました。

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イワタバコ科 ストレプトカーパス属 Streptocarpus:アフリカ、マダガスカル、アジアに約130種が分布する一年草または多年草で、まれに低木になる。

ストレプトカーパス Streptocarpus spp.

南アフリカ、熱帯~亜熱帯アジア原産の非耐寒性多年草。草丈は10~30cmほどで、茎は直立または匍匐し、葉は対生、輪生、根出する。子葉が大きく発達した一葉をつけるものもある。花は腋生で集散花序をなし、1~数花をつける。花冠は管状または漏斗状で、花径は4~7cmほどで先端が円形に5裂する。果実は長い蒴果を形成し、成熟するとねじれて種子を飛散させる。

園芸品種はヨーロッパで古くから種間交雑が進められ、多くの系統と品種がつくられた。最近ではオランダで放射線のX線を利用して、新しい草姿や花色をもつ品種も発表されている。大輪赤紫花、中輪では青紫、濃桃、桃、白、小輪青紫などの品種がある。

主な品種としては、大輪赤紫花の’コンスタント・ニンフ’cv.White Constant Nymph、中輪濃桃花の’ベルマ’cv.Velma、中輪桃花の’ティナ’cv.Tina、’ワンダー・ブルー’cv.Wonder Blue、’スプレンデッド’cv.Splendedなどがある。

栽培:直射日光を嫌い耐陰性があるので、夏の室内の鉢花として利用される。高温多湿を嫌うので風通しのよい場所を選ぶ。花がら摘みはこまめに行う。冬は室内で10℃以上を保つ。繁殖は品種によって異なり、種子、葉挿しが行われる。花期:施設内では、周年開花する。

ストレプトカーパス・サクソルム イワタバコ科 ストレプトカーパス属 Streptocarpus saxorum

ケーププリムローズ。アフリカ東部原産の非耐寒性(宿根草)多年草。特徴:茎を這うように伸ばし、筒型の花を次々につける。草丈は20~30cm、花径は3cmほど。花色は紫色。開花期は4~10月頃。

育て方:半日陰と涼しい場所を好む。四季咲き性があり12℃以上あれば一年中咲き続ける。開花中は液肥を施す。毎年春か秋に植え替える。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&講談社発行「四季の花色大図鑑」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38873848&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:岩手県立花きセンターのストレプトカーパス 2011年11月18日(金)]

http://www9.plala.or.jp/mosimosi/flower/s/streptocarpus.htm [ストレプトカーパス・サクソルム]

http://www.engeinavi.jp/db/view/link/1517.html [ストレプトカーパス・サクソルム:園芸ナビ 植物図鑑]

http://www.weblio.jp/content/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%97%E3%83%88%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%91%E3%82%B9 [ストレプトカーパスとは:植物図鑑 Weblio辞書]


「世界の椿館・碁石」のツバキ(椿)’太郎冠者(たろうかじゃ)’ 2013年12月19日(木)

2013年12月29日 | 植物図鑑

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2013年12月19日(木)、世界の椿館・碁石(大船渡市末崎町字大浜280番地1)に行ってきました。

世界の椿館・碁石では、世界13カ国(アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、ベルギー、フランス、ポルトガル、イタリア、中国、ベトナム、フィリピン、台湾、日本)450種の椿と四季折々の花卉(かき)を植栽展示しています。この日は、全体の5分の1ほどしか花が咲いていませんでしたが、それでも沢山の花が咲いていました。

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(下)大温室南側の「わびさび(茶花椿)の景」コーナーに植えられた椿・太郎冠者(たろうかじゃ)が、一重で紫色を帯びた桃色で筒咲き、中輪の花を沢山咲かせていました。名札には「小崎珍樹園寄贈」と書かれていました。

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椿 ’太郎冠者(たろうかじゃ)’ ツバキ科 ツバキ属 Camellia wabisuke 'Tarokaja’

産地:江戸花:紫色を帯びた桃色でときに白斑も入る。一重、筒~ラッパ咲き、中輪花期:12~4月葉:長楕円、中~大形樹:立性、強い来歴:ワビスケツバキの生みの親とされる。1739年の「本草花蒔絵」に載る。本種の実生から新しいワビスケツバキがいろいろできる。別名:有楽。[誠文堂新光社発行、日本ツバキ協会編「最新日本ツバキ図鑑」より]

http://hanazukusi.exblog.jp/7591169 [侘助椿・太郎冠者(たろうかじゃ):花の仲間調べ]

http://www.pref.saitama.lg.jp/site/ennai-treelist/912-2010-0106-2041.html [ツバキ 太郎冠者:埼玉県ホームページ]

http://noba3-11.at.webry.info/201203/article_2.html [侘び助系椿・太郎冠者]

http://www.gurunet-miyazaki.com/kankouti/urakutubaki/urakutubaki.htm [有楽椿(うらくつばき)の里]

http://aquiya.skr.jp/zukan/Camellia_wabisuke.html [ワビスケツバキ(「太郎冠者」を含む):草木図譜]