peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市大東町の八重咲きヒマワリ(向日葵) 2015年9月5日(土)

2015年09月05日 | 植物図鑑

2015年9月5日(土)、一関市大東町摺沢字石倉の国道343号線沿いにある土手上の畑の縁に沢山植栽されている完全八重咲きのヒマワリ(向日葵)が、花を沢山咲かせていました。

 キク科 ヒマワリ(ヘリアンサス)属 Helianthus:主として北アメリカに約70種が分布する一年草、または多年草。属名は「太陽の花」の意。太陽の方向を向いて咲くといわれ、向日葵の名があるが誤り。種子のように見えるのは正確には痩果で、食用油や飼料となる。日本へは江戸期に渡来した。

ヒマワリ(向日葵)キク科 ヒマワリ(ヘリアンサス)属 Helianthus annuus  北アメリカ西部原産の大形の一年草。花壇に植えるほか、種子から油をとるために栽培される。種子は炒って食べるとおいしい。茎は太く直立して高さ1.0~3.5mにもなる。全体に粗い毛があってざらつく。葉は長さ20~30㎝の楕円形で先は尖る。7月頃、茎の先に直径20~25㎝の頭花がつく。花のまわりを舌状花が取り巻き、中心に筒状花が集まっている。筒状花は黒紫色に熟す。花の色は黄色、淡い橙黄色、赤褐色、舌状花がなく、筒状花が舌状に発達して完全八重咲きになったものや、草丈30~50㎝、矮性で頭花15㎝ほどで多花性の花壇用品種、草丈1.5mほどで頭花15㎝前後の切花用品種、極早生で草丈40㎝の鉢物用品種など多数育成されている。ほかに、種子に黒と白の条線の入る大形のロシアヒマワリなど、いろいろな品種がある。花色は舌状花の基部が黄褐色で複色のものなどがある。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&同「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]


一関市東山町のキバナコスモス(黄花秋桜) 2015年9月5日(土)

2015年09月05日 | 植物図鑑

2015年9月5日(土)、一関市東山町長坂字大田の県道19号線(今泉街道)沿いにある民家の庭に群植されているキバナコスモス(黄花秋桜)が、黄色~濃橙色の花を沢山咲かせていました。ひと通り花が咲いた後切り戻すと二番花が楽しめるそうです。

(上)背後に見えるのは砂鉄川堤防上の散策路。この辺りから大東町摺沢との町境までは200mほどしかありません。県道19号線は砂鉄川に隣接して走っており、豪雨の時などは怖いほどです。

キバナコスモス(黄花秋桜)キク科 コスモス属 Cosmos sulphureus

 

メキシコ原産の一年草。大正初年に渡来。普通のコスモスとは別種で、花の色は濃黄色のほか、橙色、赤色などがある。葉の切れ込みはコスモスより粗い。種小名は「硫黄色」の意。頭花は径5㎝ほどで純黄色。わが国では’サンライズ’cv.Sunriseや’サニー・レッド’cv.Sunny Redのような朱赤色の品種、矮性種が育成されている。夏の鉢物、花壇用。花期:夏。栽培:コスモスに準ずるが、やや暑さに弱い。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&同「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]