2015年9月5日(土)、一関市大東町摺沢字石倉の国道343号線沿いにある土手上の畑の縁に沢山植栽されている完全八重咲きのヒマワリ(向日葵)が、花を沢山咲かせていました。
キク科 ヒマワリ(ヘリアンサス)属 Helianthus:主として北アメリカに約70種が分布する一年草、または多年草。属名は「太陽の花」の意。太陽の方向を向いて咲くといわれ、向日葵の名があるが誤り。種子のように見えるのは正確には痩果で、食用油や飼料となる。日本へは江戸期に渡来した。
ヒマワリ(向日葵)キク科 ヒマワリ(ヘリアンサス)属 Helianthus annuus : 北アメリカ西部原産の大形の一年草。花壇に植えるほか、種子から油をとるために栽培される。種子は炒って食べるとおいしい。茎は太く直立して高さ1.0~3.5mにもなる。全体に粗い毛があってざらつく。葉は長さ20~30㎝の楕円形で先は尖る。7月頃、茎の先に直径20~25㎝の頭花がつく。花のまわりを舌状花が取り巻き、中心に筒状花が集まっている。筒状花は黒紫色に熟す。花の色は黄色、淡い橙黄色、赤褐色、舌状花がなく、筒状花が舌状に発達して完全八重咲きになったものや、草丈30~50㎝、矮性で頭花15㎝ほどで多花性の花壇用品種、草丈1.5mほどで頭花15㎝前後の切花用品種、極早生で草丈40㎝の鉢物用品種など多数育成されている。ほかに、種子に黒と白の条線の入る大形のロシアヒマワリなど、いろいろな品種がある。花色は舌状花の基部が黄褐色で複色のものなどがある。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&同「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]