peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

束稲山のオヤマボクチ(雄山火口) 2015年9月23日(水)

2015年09月26日 | 植物図鑑

2015年9月23日(水)、一関市東山町と奥州市前沢区と胆沢郡平泉町に跨っている束稲山(たばしねやま:標高596.7m)に行ってきました。マイカーで東山町田河津の方から登って、頂上への登り口で降りて歩きました。登り口の所から100mほど離れた道路沿いに生えているオヤマボクチ(雄山火口)と思われる植物が、暗紫色の花をつけていました。

 オヤマボクチ(雄山火口)キク科 ヤマボクチ属 Synurus pungens

火口の名の起こりは、葉の裏面に密生している綿毛を集めて、火口(ほくち)に利用したことによる。また全体にいかつい感じがするということから、雄をつけたものらしい。山地の日当たりのよい草原に生える多年草。高さは1~1.5m。茎の下部の葉は長さ15~35㎝のほぼ卵形で基部はハート形。9~10月、枝先に直径4~5㎝の頭花を下向きにつける。暗紫色の花の集まりをクモ毛の多い総苞が包んでいる。分布:北海道、本州(岐阜県以北)、四国。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]


映画「日本と原発~私たちは原発で幸せですか?」を観る!

2015年09月26日 | 映画鑑賞

2015年9月26日(土)、映画『日本と原発』一関上映実行委員会(委員長 菅原佐喜雄)主催の映画会が一関文化センター中ホールで開催されたので妻と観に行って来ました。(夜の部 18:00~135分)

弁護士でこの映画の監督・河合弘之氏が「原発事故は、国民生活を根底から覆す。経済も文化も芸術も教育も司法も福祉も、つましい生活も贅沢な暮らしも、何もかもすべてだ。従って、原発の危険性に目をつぶっての全ての営みは、砂上の楼閣と言えるし、無責任とも言える。そのことに国民が気付いてしまった。問題は、そこで、どういう行動をとるかだと思う。」と述べていますが、まさにその通りだと思います。民主主義の世の中だから、やはり選挙で原発にしがみついている候補者を落選させることが重要だと思います。


束稲山のマツブサ(松房) 2015年9月23日(水)

2015年09月26日 | 植物図鑑

2015年9月23日(水)、一関市東山町と奥州市前沢区と胆沢郡平泉町に跨っている束稲山(たばしねやま:標高596.7m)に行ってきました。マイカーで東山町田河津の方から登って、頂上への登り口で降りて歩きました。登り口の所から120mほどの所に生えているマツブサ(松房)の木が色づき始めた実を沢山つけていました。

マツブサ(松房)モクレン科 マツブサ属 Schisandra repanda

 傷つけると松やにのような匂いがし、果実が房状になるので、この名がある。山地に生える落葉つる性木本。葉は密に互生し、長さ4~8㎝の卵形または広楕円形で、厚くて柔らかい。先は短く尖り、縁には浅い鋸歯がある。6~7月、細長い柄の先に黄白色の芳香のある花が垂れ下がって咲く。花は直径1㎝ほど。雌雄別株。小さな球形の果実が房になってつき、藍黒色に熟し、甘酸っぱい。果実酒にもできる。分布:北海道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]