2015年9月23日(水)、一関市東山町と奥州市前沢区と胆沢郡平泉町に跨っている束稲山(たばしねやま:標高596.7m)に行ってきました。マイカーで東山町田河津の方から登って、頂上への登り口で降りて歩きました。登り口から頂上まで自動車が通れる道がありますが、頂上にあるNHKなど沢山ある電波塔管理のためのもので、一般人の車は通行禁止のようです。頂上の標柱がある所から南側にあるNHKの電波塔の近くに生えているアブラチャン(油瀝青)が丸い果実を沢山つけていました。
アブラチャン(油瀝青)クスノキ科 シロモジ属 Parabenzoin praecox
ムラダチともいう。渓流沿いなどに多い落葉低木~小高木。高さは3~6mになり、樹皮は皮目が多い。葉は互生し、長さ4~9㎝の卵形または楕円形。花期は3~4月。葉が出る前に淡黄色の小さな花が固まって付く。ダンコウバイに比べて枝が細く、花もやや小形。雌雄別株。果実は黄褐色に熟す。分布:本州~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]