peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市東山町「柴宿団地」のコルチカム/イヌサフラン 2015年9月18日(金)

2015年09月19日 | 植物図鑑

2015年9月18日(金)、一関市東山町長坂の「柴宿団地」と呼ばれている住宅街を散策しました。JR大船渡線の近くにある民家の庭に群植されているコルチカム/イヌサフランが淡ピンク色の花を沢山咲かせていました。

コルチカム/イヌサフラン イヌサフラン(ユリ)科 コルチカム(イヌサフラン)属 Colchicum autumnale

コルチカム(イヌサフラン)属 Colchicum:ヨーロッパ、北アフリカ、アジア西部及び中央部に45種が分布する。クロッカスに似るが雄しべは3、本属は6で識別容易。耐寒性の秋植え球根。葉は線形、披針形、長楕円形などで花と同時、または後にあらわれる。花は白、紫まれに黄色で、花筒は長く地下まで伸びる。

コルチカム イヌサフラン(ユリ)科 コルチカム(イヌサフラン)属 Colchicum autumnale:淡藤桃色の花を1~4生ずる。幅3㎝、長さ20~30㎝、披針形の3~8葉を春に出す。白、紫色花、八重咲きもある。’ざ7・ジャイアント’、’ライラック・ワンダー’、’ウォーターリリー’など、他種との交雑による多くの園芸品種がある。花期:10月。栽培:8~9月に日当たりと排水のよい場所に植える。繁殖は分球による。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]


一関市大東町摺沢のハゲイトウ(葉鶏頭) 2015年9月18日(金)

2015年09月19日 | 植物図鑑

2015年9月18日(金)、一関市立大東図書館(一関市大東町摺沢字新右エ門土手12-2)駐車場出入口に造られている花壇に植栽されているハゲイトウ(葉鶏頭)が、頂葉を紅と黄色に色づかせていました。秋の低温によってさらに色が増すそうです。

(下)一関市東山町長坂字里前の県道19号線(今泉街道)沿いの花壇に植栽されていたハゲイトウ(葉鶏頭)’アーリー・スプレンダー’と思われます。

 ハゲイトウ(葉鶏頭)ヒユ科 アマランサス(ヒユ)属 Amaranthus tricolor

 熱帯アジア原産の非耐寒性一年生草本で、茎は直立し1.5mに達する。葉は長さ5~20㎝、幅2~7㎝で披針形または線形で、8月頃から頂葉が黄、淡紅から紅、緑の3色になり、秋の低温によってさらに色が増す。

園芸品種には’イルミネーション’ cv.Illumination、’アーリー・スプレンダー’ cv.Farly Splenderなどがある。変種のヤナギバケイトウvar.salicifoliusは草丈70~100㎝となり、葉は線形で細長く13~40㎝、幅6㎜程度で波打ち、橙赤、橙黄色。花期:夏から秋。栽培:日当たりのよい、肥沃な用土を好む。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]