peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市東山町長坂のマルバアサガオ(丸葉朝顔)2015年9月15日(火)

2015年09月15日 | 植物図鑑

2015年9月15日(火)、一関市東山町長坂の「柴宿団地」と呼ばれている住宅街の道路沿いにある民家の石垣の上に植栽されているマルバアサガオ(丸葉朝顔)が、紫色の花を沢山咲かせていました。

マルバアサガオ(丸葉朝顔)ヒルガオ科 サツマイモ属 Ipomoea purpurea

熱帯アメリカ原産のつる性の一年草。葉は円形で互生し、先は急に尖る。7~9月、葉のつけ根から伸びた長い花柄に直径5~8㎝の花が5個前後つく。花の色は紅、青、白などさまざま。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]

2015年7月25日に中央公論新社から発行された田中 修・著「植物はすごい・七不思議編~知ってびっくり、緑の秘密」(中公新書2328、本体820円+税)を図書館から借りて読みました。本書は、サクラ、アサガオ、ゴーヤ、トマト、トウモロコシ、イチゴ、チューリップの7種類の植物たちの7つの”ふしぎ”をテーマにしたものです。それらの”ふしぎ”の裏側には、植物たちの巧みな工夫やしくみが潜んでいることがよく理解できます。

第2話:アサガオの”7ふしぎ” ふしぎの1 なぜ、タネは硬い皮をもつのか? ふしぎの2 どのようにして、ツルは棒やひもを見つけ巻きつくのか? ふしぎの3 なぜ、朝早くに、花はいっせいにひらくのか? ふしぎ4 なぜ、青かった花が、赤紫色になrのか? ふしぎ5 なぜ、花が咲かない? ふしぎ6 ツボミを縛って花を開かせないと、タネはできないのか? ふしぎ7 黄色い花は咲かないのか? 


一関市「道の駅・厳美渓」のハクウンボク(白雲木) 2015年9月13日(日)

2015年09月15日 | 植物図鑑

 2015年9月13日(日)、一関市厳美町の国道342号線沿いにある「道の駅・厳美渓」(一関市厳美町字沖野々215番地1)の敷地内に数本植栽されているハクウンボク(白雲木)が白ぽい緑色の実を沢山付けていました。

 ハクウンボク(白雲木)エゴノキ科 エゴノキ属 Styrax obassia

 白い花が多数穂になってつく姿を白雲に見立てたもの。山地に生える落葉高木。材は緻密で堅く、将棋の駒や彫刻などに使われる。高さは6~12m。樹皮は暗灰色で光沢があり、2年目の枝の樹皮は縦に割れて剥がれる。葉は互生し、長さ10~20㎝の丸みのある卵形で、裏面は星状毛に覆われて白っぽい。5~6月、白い花が長さ10~20㎝の長い穂になってつく。花は直径約2㎝。果実は長さ約1.5㎝の楕円形で、9月に熟し、縦に割れる。分布:北海道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]