2015年9月5日(土)、一関市大東町摺沢字石倉の国道343号線沿いにある民家の門口に植栽されているタイカンセイマツバギク(耐寒性松葉菊)/デロスペルマ・クーペリーが、濃いピンク色の花を沢山咲かせていました。
デロスペルマ・クーペリー /タイカンセイマツバギク(耐寒性松葉菊)ツルナ科 デロスペルマ属 Delosperma cooperi
http://www.t-webcity.com/~plantdan/souhon/syousai/ta-gyou/te/derosuperumaku-peri/derosuperumaku-peri.html [GKZ植物事典:デロスペルマ・クーペリ]
https://minhana.net/wiki/%E3%83%87%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%9A%E3%83%AA [デロスペルマ・クーペリ:みんなの花図鑑]
http://kyonohana.sakura.ne.jp/blogs/kyohana/2011/05/post-1949.html [ デロスペルマ・クーペリ:花図鑑]
マツバギク(松葉菊)ツルナ科 ランプランサス属 Lampranthus spectabilis
南アフリカのケープ地方原産の半耐寒性~耐寒性の常緑多年草。寒さに弱く、関東地方では房総や伊豆、湘南の海岸近くの霜の降りない地方に植えられている。茎はよく枝分かれし、石垣などの上に植えると、多肉質の茎葉が這うように広がり、垂れ下がって見事な株に育つ。葉は肉厚で長さ4㎝ほど。
5月上旬に直径6㎝ほどの菊に似た金属光沢のある花が株を覆うように咲く。花は濃いピンクのほか、白もある。花は日が当たると開き、夜間は閉じる。花期は短い。
ヒメマツバギク(姫松葉菊)ツルナ科 ランプランサス属 Lampranthus tenuifolius:南アフリカ原産の常緑の多年草。耐寒性があるので、長野県などの高冷地にも多く栽培されている。日のよく当たる石垣や傾斜地に植えると、一面に垂れて広がる。葉は対生し、多肉質で細長い。6~8月、茎の上部に直径3㎝ほどの花がびっしりと咲き、華やかに庭先を飾る。花の色は紫紅色のものが普通。マツバギク(松葉菊)は大形で寒さに弱く、花期が5月上旬だけと短いので区別できる。
近縁のデロスペルマ属は耐寒マツバギクと呼ばれ、グラウンドカバーに利用されます。
管理:日当たりと水はけのよい場所で育てるが、石垣の上など乾きやすい所に適する。6~9月に挿し芽で殖やす。[西東社発行「色・季節でひける花の事典」(金田初代・文、金田洋一郎・写真)&山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&同「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]