peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市「道の駅・厳美渓」のナツハゼ(夏黄櫨) 2015年9月13日(日)

2015年09月14日 | 植物図鑑

 

2015年9月13日(日)、一関市厳美町の国道342号線沿いにある「道の駅・厳美渓」(一関市厳美町字沖野々215番地1)の常設「季節の花・盆栽」売場に、黒紫色に色づいた実を沢山つけたナツハゼ(夏黄櫨)が展示販売されていました。子供の頃、この実をよく採って食べたものです。(65年も前の話です。)

ナツハゼ(夏黄櫨)ツツジ科 スノキ属 Vaccinium oldhamii

 山地や丘陵の日当たりのよい所に生える落葉低木。よく枝分かれして高さ1.5~3mになる。若枝にははじめ毛がある。葉は互生し、長さ4~8㎝の卵状楕円形。両面とも粗い毛がある。5~6月、枝先に長さ約5㎜の鐘形の花が総状につく。花序はやや水平にのび、花は花序の下側にかたよってつくのが特徴。花の色は赤みを帯びた黄緑色。果実は直径約8㎜の球形で、夏から秋にかけて黒褐色に熟す。酸味があり、食べられる。分布:北海道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]


一関市東山町長坂のヒマワリ(向日葵)2015年9月13日(日)

2015年09月14日 | 植物図鑑

2015年9月12日(土)、一関市東山町長坂字町の県道19号線(バイパス・今泉街道)沿いにある農協のガソリンスタンドの花壇に10本ほど植栽されていて、2mほどに伸びたヒマワリ(向日葵)が、花を沢山咲かせていました。

 ヒマワリ(向日葵)キク科 ヘリアンサス属 Helianthus annuus

 北米原産の一年草。真夏に日輪のような花を咲かせるので、「ニチリンソウ(日輪草)」とも呼ばれている。昔は背丈が2~3mになるものが多かったが、最近は大小様々な園芸品種が普及して、花壇に植栽されているものは、矮性品種が多いように見受けられます。草丈は総じて40~300㎝、花は直径10~30㎝で、花弁のような舌状花が褐色のものや、舌状花の無い八重咲き品種も見られる。花期は4月下旬~10月中旬。主に花壇や切花に利用するが、種子から油を採って食用にもする。また、矮性品種は鉢花にも向く。

同属の類似種に、葉や茎が灰白色のシロタエ(白妙)ヒマワリ、小輪のヒメヒマワリ、切花が「姫ヒマワリ」の名で出回るヘリオプシス・ヘリアンソイデスなどがある。[講談社発行「野の花・街の花」(監修:長岡求)より]


一関市「道の駅・厳美渓」の観賞用ピーマン・「雫(しずく)」 2015年9月13日(日)

2015年09月14日 | 植物図鑑

2015年9月13日(日)、一関市厳美町の国道342号線沿いにある「道の駅・厳美渓」(一関市厳美町字沖野々215番地1)の常設「季節の花・盆栽」売場に、赤く色づいた実を沢山つけた観賞用ピーマン・「雫(しずく)」が展示販売されていました。実は名前の通り、雫のような形をしていました。

 観賞用ピーマン・「雫(しずく)」ナス科 トウガラシ属  

南アメリカ原産の一年草。草丈は30~50㎝ほどになる。白くて小さな花を咲かせる。果実が赤く色づく頃には実の先端が伸びてきて、雫のような形になる。観賞期間は7~12月。果実は食べても害はないが、食用には適さない。[下記Webサイトより]

 http://www.shuminoengei.jp/shop/products/detail.php?product_id=511 [観賞用ピーマン:みんなの趣味の園芸]

 http://sikigarden.blog.fc2.com/blog-entry-162.html [観賞用ピーマン「雫」と観賞用トウガラシ+コキア] 


一関市「道の駅・厳美渓」のツルウメモドキ(蔓梅擬) 2015年9月13日(日)

2015年09月14日 | 植物図鑑

 2015年9月13日(日)、一関市厳美町の国道342号線沿いにある「道の駅・厳美渓」(一関市厳美町字沖野々215番地1)の出店に、沢山実をつけたツルウメモドキ(蔓梅擬)が展示販売されていました。実は早くも黄色に熟して、3つに割れ、中から赤い皮に包まれた種子が顔を出していました。

ツルウメモドキ(蔓梅擬)ニシキギ科 ツルウメモドキ属 Celastrus orbiculatus

 山野に普通に生える耐寒性落葉つる性木本。日本、東アジア原産。蔓の長さは5mにもなるものがある。葉は互生し、長さ5~10㎝の楕円形。5~6月、黄緑色の小さな花が咲く。果実直径7~8㎜の球形。10~11月頃、黄色に熟すと、3つに割れ、赤い皮に包まれた種子が顔を出す。花材としてよく利用される。別名:ツルモドキ、ツルマユミ。分布:日本全土。

育て方:日なたと水はけのよい用土を好むが、夏の西日は避ける。乾燥に弱いので腐葉土を入れて苗を植え、天候に応じて水やりする。樹形を乱す枝や不要な枝は落葉期に切る。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&講談社発行「花を調べる花を使う四季の花色大図鑑」より]