2015年9月13日(日)、一関市厳美町の国道342号線沿いにある「道の駅・厳美渓」(一関市厳美町字沖野々215番地1)の常設「季節の花・盆栽」売場に、黒紫色に色づいた実を沢山つけたナツハゼ(夏黄櫨)が展示販売されていました。子供の頃、この実をよく採って食べたものです。(65年も前の話です。)
ナツハゼ(夏黄櫨)ツツジ科 スノキ属 Vaccinium oldhamii
山地や丘陵の日当たりのよい所に生える落葉低木。よく枝分かれして高さ1.5~3mになる。若枝にははじめ毛がある。葉は互生し、長さ4~8㎝の卵状楕円形。両面とも粗い毛がある。5~6月、枝先に長さ約5㎜の鐘形の花が総状につく。花序はやや水平にのび、花は花序の下側にかたよってつくのが特徴。花の色は赤みを帯びた黄緑色。果実は直径約8㎜の球形で、夏から秋にかけて黒褐色に熟す。酸味があり、食べられる。分布:北海道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]