peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

北上市「詩歌の森公園」のトサミズキ(土佐水木) 2018年4月3日(火)

2018年04月04日 | 植物図鑑

2018年4月3日(火)、北上市和賀町藤根の「ざぜん草の里」にザゼンソウ(座禅草)を観に行った帰りに、「詩歌の森公園」に立ち寄りました。東側の出入口の所にあるトイレの近くに植栽されているトサミズキ(土佐水木)が、黄色い花を沢山咲かせていました。 

サミズキ(土佐水木)マンサク科 トサミズキ属 Corylopsis spicata

自生のものは高知県にあるだけだが、庭木や切花用によく植えられている。ヒュウガミズキに似ているが、全体に大きく、高さは3~4m、は長さ5~10㎝。花期3~4月。葉が出る前に黄色の花穂が多数垂れ下がってつく。花穂は長さ3~4㎝で、6~8個の花がつく。花の色はヒュウガミズキよりも濃く、萼や花穂の軸には長い毛が多い。花弁は5個。雄しべの葯暗紅色果実は直径1㎝ほどで、ヒュウガミズキより大きく毛が多い。分布:四国(高知県)[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]


北上市「詩歌の森公園」のアセビ(馬酔木) 2018年4月3日(火)

2018年04月04日 | 植物図鑑

2018年4月3日(火)、北上市和賀町藤根の「ざぜん草の里」にザゼンソウ(座禅草)を観に行った帰りに、「詩歌の森公園」に立ち寄りました。市立図書館の駐車場近くに植栽されているアセビ(馬酔木)が、白くて小さな壺形の花を沢山咲かせていました。昔、農家で人糞を肥料に使用していた時代、便壺にこの木を枝ごと入れて、蛆(うじ)殺しに使用していました。樹液が有毒だそうです。

 

アセビ(馬酔木)ツツジ科 アセビ属 Pieris japonica

山地の乾燥した所に生える常緑低木。庭木としても広く植えられている。高さは1.5~4m。は互生し、長さ3~8㎝の倒披針形で、厚くて光沢がある。花期3~4月。枝先に白い小さな花が多数垂れ下がってつく。壺形で長さ6~7㎜。有毒植物で、馬が食べると苦しんで、酔ったようになるので「馬酔木」の名がついたという。ピンク系園芸品種もある。分布:本州(山形県以南)~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]


北上市「詩歌の森公園」のマンサク(満作) 2018年4月3日(火)

2018年04月04日 | 植物図鑑

2018年4月3日(火)、北上市和賀町藤根の「ざぜん草の里」にザゼンソウ(座禅草)を観に行った帰りに、「詩歌の森公園」に立ち寄りました。市立図書館の近くに植栽されているマンサク(満作)が、黄色いリボンのような花を沢山咲かせていました。

 マンサク(満作)マンサク科 マンサク属 Hamamelis japonica

名前の由来については、黄色い花が枝いっぱいに咲くので、「豊年満作」からきたという説と、春一番に花が咲くので「先ず咲く」がなまったという説とがある。

 山地に生える落葉小高木。花の少ない時期におもしろい形の花が咲くので、庭や公園などにもよく植えられている。高さ普通2~5m。葉は互生し、長さ5~10㎝の菱形状の円形または広卵形で、平行に並んだ脈が目立つ。葉の先はやや三角状に尖り、基部は左右の形が異なる。縁には波状の粗い鋸歯がある。花期2~4月。葉が出る前黄色の花が数個ずつ集まって咲く。花弁長さ1~1.5㎝、幅2㎜ほどの線形。萼片の内側と雄しべの葯暗紫色。果実は直径1㎝ほどの卵状球形。分布:本州(関東地方西部以西)~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]


北上市藤根「稲葉神社」のラッパズイセン(喇叭水仙) 2018年4月3日(火)

2018年04月04日 | 植物図鑑

2018年4月3日(火)、北上市和賀町藤根「ざぜん草の里」に行ってきました。県道を挟んだ向かい側にある稲葉神社の境内にた群生したラッパズイセン(喇叭水仙)が、花を沢山咲かせていました。 

ラッパズイセン(喇叭水仙)ヒガンバナ科 スイセン属 Narcissus pseudo-narcissus

スイセンの仲間はヨーロッパ中南部から地中海沿岸に広く分布し、園芸品種も多数育成されている。ラッパズイセン(喇叭水仙)は花の中心の副花冠が長くラッパ状になっているのが特徴。は花茎の先に1個つく。花弁は黄色のものが多く、副花冠黄色、オレンジ、白などがある。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]