peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市厳美町祭畤(まつるべ)のブナ(山毛欅)2018年4月14日(土)

2018年04月16日 | 植物図鑑

2018年4月14日(土)、いちのせき健康の森(一関市厳美町字祭畤251番地)主催の「平成30年度自然観察会・ミズバショウをみよう」(9:30~12:00、参加費:中学生以上・75円=温泉入浴料を含む)に参加しました。前日までの雨降りの予報と違って、「降水量0パーセント」になり、風も無くて助かりました。

受付のあるロビーで開会を待っている間、展示物などを撮って歩きました。花を付けたブナ(山毛欅)の枝が展示されていました。 

ブナ(橅/山毛欅)ブナ科 ブナ属 Fagus crenata 

山地に生える落葉高木。大きいものは高さ30mほどになり、樹皮は白っぽい。葉は互生し、長さ5~8㎝の卵形で、やや厚く、表面は濃緑色。側脈は7~11対。花期5月。葉が開くのと同時に開花する。雌雄同株。雄花は丸く集まり、長い柄の先に垂れ下がってつく。雌花は上向きに2個ずつ付く。雌花穂には線形の長い鱗片が密生し、柔らかなイガのように見える。花柱は淡紅色。分布:北海道(渡島半島)~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]

https://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/f2ac4550a31ab275f3ed6170fc45ee64 [peaの植物図鑑:ブナ] 


一関市厳美町祭畤(まつるべ)のキクザキイチゲ(菊咲一華)2018年4月14日(土)

2018年04月16日 | 植物図鑑

2018年4月14日(土)、いちのせき健康の森(一関市厳美町字祭畤251番地)主催の「平成30年度自然観察会・ミズバショウをみよう」(9:30~12:00、参加費:中学生以上・75円=温泉入浴料を含む)に参加しました。前日までの雨降りの予報と違って、「降水量0パーセント」になり、風も無くて助かりました。

ミズバショウ(水芭蕉)の観察に向かう途中の農道脇などに生えているキクザキイチゲ(菊咲一華)が、白い花を咲かせていました。



キクザキイチゲ(菊咲一華)/キクザキイチリンソウ(菊咲一輪草)キンポウゲ科 イチリンソウ

(アネモネ)属 Anemone pseudo-altaica


山地の落葉樹林の下や林縁に生える多年草で、高さは10~30cmになる。茎には3出複葉が3個輪生し、小葉羽状に深く切れ込み鋸歯がある。根生葉は2回3出複葉で長柄がある。

花期3~5月。茎頂に直径3cmほどの花を1個上向きに開く。花弁状の萼片は線状長楕円形で8~13個、萼片の色は、淡紫色、青紫色、ピンク、など変化が多い。雄しべ、雌しべとも多数。葯は白色で花柄には白い毛がある。

和名は、茎の先に菊に似た花が1個つくことによる。「キクザキイチリンソウ(菊咲一輪草)」とも呼ばれる。 分布:北海道、本州(近畿地方以北)

なお、「キクザキイチゲ/キクザキイチリンソウ」と同じような所に生え、花もよく似ている「アズマイチゲ(東一華)」があるが、茎に3出複葉が3個輪生する点もキクザキイチゲと同じだが、小葉粗い鋸歯がある程度で、キクザキイチゲのように深く切れ込まないので区別できる。また葉が柔らかく、垂れ気味につくものが多いのも特徴。 

 https://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/9510bb6b47c109ab6ea40a386172fa69 [peaの植物図鑑:キクザキイチゲ(菊咲一華)]


奥州市前沢区のユキヤナギ(雪柳)2018年4月11日(水)

2018年04月16日 | 植物図鑑

2018年4月11日(水)、奥州市前沢駅東2丁目の車道に面した生垣状に植栽されているユキヤナギ(雪柳)が、文字通りの雪のように白くて小さい花を沢山咲かせていました。も沢山付いていて最盛期はこれかのように見えました。

 ユキヤナギ(雪柳)バラ科 シモツケ属 Spiraea thunbergii

別名:コゴメバナ。川岸の岩場などに生える落葉低木。庭や公園によく植えられている。茎は弓状に曲がり、高さ1~1.5mになる。は互生し、長さ2~4.5㎝の狭披針形で先は鋭く尖り、縁に鋭い鋸歯がある。4月、前年枝に無柄の散形花序を多数つける。白色で直径約8㎜。花弁は5個。雄しべは20個。雌しべは5個。花柄は6~12㎜で基部に数個の苞がある。袋果は開出する。用途:庭木、公園樹、花材。分布:本州(関東地方以西)、四国、九州、中国。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

https://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/ユキヤナギ [peaの植物図鑑:ユキヤナギ(雪柳)]