2018年6月2日(土)、盛岡市の盛岡城址公園(岩手公園)の近くにある岩手県産業会館(サンビル)7階の大ホールで開催される岩手医科大学・白寿会の平成30年度(第46回)総会に出席するために出かけたのですが、大分早く着いたので付近を30分ほど散策しました。隣接している岩手教育会館の前辺りの歩道の街路樹の植え込みに植栽されているムラサキツユクサ(紫露草)が花を沢山咲かせていました。
ムラサキツユクサ(紫露草)ツユクサ科 ムラサキツユクサ属 Tradescantia reflexa
北アメリカ原産の多年草。株分けによって広まり、野生化しているものもある。葉は広い線形で青白い。5~7月、茎の先に多くの蕾がつき、直径2~3㎝の青紫色の花が次々に咲く。花は早朝に開いて、午後には萎む半日花。花弁は3個あり、薄くて弱く、多数ある雄しべが目立つ。よく似た、オオムラサキツユクサT.virginianaは、葉の幅が広くて折り目がはっきりし、茎を抱えるように付く。花も大形で紫色のほか、ピンクや白もある。丈夫で育てやすい。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]