2018
オールドローズ・’クロリス’ バラ科 バラ属 Rosa'Chloris'(=Rosee du Marin)
花期:一季咲き(初夏)。花径:6㎝。株の大きさ:2.0×1.0m。作出国:1835年以前のフランス。淡桃色で中心部はやや濃い色になるロゼット咲き。しべが退化してしばしばグリーン・アイとなる。花弁数はかなり多い。強い芳香がある。枝の発生が多く、よく伸長し、弓状となる。葉はアルバ系特有の灰緑色を帯びるが、皺が多く、鋸歯が目立つガリカ系の葉に似ている。半つる性でトゲ(刺)はほとんどなく、扱いやすいため、花壇ではオベリスクやトレリスなどに誘引して利用すると見た目もよい。強健で耐病性に優れる。半日蔭でも栽培できる。品種名はギリシャ神話に登場する妖精クロリスに因む。[NHK出版発行「別冊NHK趣味の園芸・バラ大百科」より]