peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

35 トランクを開ける羽目に

2007年07月23日 | 象の足 物語

P1660543

バスのなかで 朝食 

という日が 一度だけ あった。

私クマに とっては早朝の 

朝の食事は 苦手なので 

弁当は リックのなかに

 入れた。

ジュースは ゾウさんのを

すこしもらったので 

1本は そのまま 残った。

ジュースが 水分だと 気がついたのは 飛行場の

手荷物検査の 窓口まで 行ってから だった。

手荷物には 入れて おけないこと に は 

気がついた。 それで 考えなしに

トランクに ほおりこんでしまった。

 

クマは 係官に 呼ばれた。

トランクのなかが X線検査で 映し出されていた。

右わきに 缶のかたち

あ~~~~~。 あれだ。

「ジュ―ス です」と 言葉が 通じないかたに

話しながら

トランクを を 開ける羽目に なった。

女性係官は その 下のほうの 衣類を めくっている。

「よし」の合図で 開放された。

ゾウさん 「入れては いけないのに」 

なんぞ 文句を言う。 

クマが 急いで トランクへ 入れたのを

「しっかりと」 見ていたのだから 同罪でしょ

叱る 資格は ない ゾ ナ モ シ。

落ち着いていないと こういうことが 起こる。

とんだ 缶ジュース事件であった。

ゾウさんだって 小さいバックを 持たずに

ポケットに 小物を入れて

毎回 検査に 手間取る。

クマが 「他人を 待たすことになるから」と

文句を いっても とうとう 改めなかった。

そっちだって 問題 じゃないですか ネ。


ヤブカンゾウ(藪萱草)

2007年07月22日 | Weblog
一関市東山町のヤブカンゾウ(藪萱草)
 2007年7月13日



2007年7/13(金)、一関市東山町長坂の砂鉄川の堤防に「ヤブ
カンゾウ(藪萱草)」が、朱赤色の花を咲かせていました。
名勝・げいび渓の看板が立ててある所なので植えたものと思われ
ますが、自生のものかもしれません。





ヤブカンゾウ(藪萱草)ユリ科 ワスレグサ属
Hemerocalis fulva var.kwanso
中国原産の帰化植物で、日本には奈良時代以前に渡来したと推定されています。
古名は「和須礼久佐(わすれぐさ)」で、万葉集にあるものは現在のヤブカンゾ
ウと推定されています。

この花の蕾の乾燥品[金針菜]や新芽を食べると憂いを忘れることができたとか。
その後、中国から「萱草」というものが入ってきたが、これはヤブカンゾウの標準種を指し、
半八重咲きではない結実するタイプの「ホンカンゾウ」。

しかし、ホンカンゾウは日本にないので、ヤブカンゾウに「萱草」の字を当てたのだという。
戦前までは「くわんざう」と発音していたが、戦後は「カンゾウ」になり、同音のマメ科の
「甘草」[薬草]と混同されるようになったとのこと。
一関市蘭梅山のヤブカンゾウ(藪萱草)
 2006年7月18日



2006年7/18(火)、一関市「蘭梅山いこいの森」公園のトイレの
前の紫陽花が植えてあるところに「ヤブカンゾウ(藪萱草)」が
1株だけ花を咲かせていました。





ヤブカンゾウ(藪萱草)ユリ科 ワスレグサ属
 Hemerocallis fulva var.kwanso
道端や土手、林の縁などに普通に生える多年草で、高さは50
~100cmほどになる。中国原産だが、日本には奈良時代以前に
中国から渡来したものといわれ、古くから栽培されている。
別名:ワスレグサ(忘れ草)

仲間の「ノカンゾウ(野萱草)」よりも全体に大きく、「オ
ニカンゾウ(鬼萱草)」の別名もある。葉はノカンゾウより
幅が広く幅は2~4cm、長さ40~90cmの線形。

7~8月、直径10cmほどで橙赤色の花を開く。花は雄しべと雌し
べが花弁状になった半八重咲きだが、完全に花弁状になってい
ない線状の雄しべも混じる。花は朝開いて、夕方にはしぼむ1日
花である。次の日には別の花が咲く。
 分布:北海道、本州、四国、九州

仲間には、ノカンゾウ、ハマカンゾウ、ニッコウキスゲなどが
ある。
類似種の「ホンカンゾウ(本萱草)別名:支那萱草」や「ノカ
ンゾウ(野萱草)」などカンゾウの仲間のつぼみや若芽は食用
にされ、おいしいといわれている。

なお、中国産のマメ科の甘草は、根が生薬にされ、鎮痛、鎮咳
の薬効があるといわれる。

34 難聴が 役にたった

2007年07月22日 | 象の足 物語
P1660504 心配だったのは 
飛行機で 
席が離されること。
まえに 沖縄行きのとき 
左窓と右窓側に なった。
もちろん 隣の人は
知らない人である。

同じ ツアーの方かどうかさえ
 「行き」には わからない。
2時間 3時間を だんまりなんて
耐えられない。
話しかけられれば 旧知の仲に なれるだろうに
この方は 話好きだろうか 
いま しゃべってもいいだろうか などと
考えて 結局 話しかけるなんて出来なかった。
本を読んで 過ごした。
席を 離されることもあるなんて 知らなかったから
面白くなかった。

今回 添乗員さんから はじめて電話があったときに
「夫 耳が悪いから 出来れば 隣あわせにしてほしい」と
頼んだ。 営業所で 話したときは 「伝えます」と 
言われたのだが 連絡は いってなかった ようだ。

ゾウさんの 難聴が はじめて 役にたった
配慮して いただいた。 「言ったものトク」だ。 
通路を隔てたのが 1回あったが それでもありがたかった。

長大な 体躯の方たちに 挟まれる席になったら
どうすりぁ いいんでしょう。
外国の 男性だったら どうなるんでしょう。

ここで 疑問 
えきネットでは 禁煙席など 指定が 出来るのに
なぜ 飛行機は 出来ないの?

ガクアジサイ(額紫陽花/萼紫陽花)2

2007年07月21日 | Weblog
一関市街地のガクアジサイ(額紫陽花/萼紫陽花)
 2007年7月17日



2007年7/17(火)、一関市の磐井川に架かる磐井橋の近くに(山目側)
装飾花が白色で葉に白斑が入った「ガクアジサイ(額紫陽花/萼紫陽花)
が咲いていました。





ガクアジサイ(額紫陽花/萼紫陽花)ユキノシタ科 アジサイ属
Hydrangea macrophylla f.normalis
アジサイには、ガクアジサイ、ヤマアジサイ、エゾアジサイと
呼ばれるものと単にアジサイと呼ばれるものがあるが、花形も
2通りある。
中央部分に小さな花[両性花、結実する]が集合し、周辺に4弁の
装飾花[無性花、結実しない]が取り巻く「額縁咲き」と全てが
装飾花[無性花、結実しない]だけで半球状になった「手毬咲き」
である。

ガクアジサイ、ヤマアジサイ、エゾアジサイの標準花は、全て
「額縁咲き」である。

「手毬咲き」のアジサイは、江戸時代後期に広がった品種で、ガ
クアジサイの変わり物だが、単に「アジサイ」といえば、この花
を指すようになったということです。

ガクアジサイの花は、額縁咲きで、花色は青色、淡紅色、白色と
変異がある。中央部の小さな花が本当の花で、雄しべも雌しべも
あり、結実する。

周囲の花が「装飾花」と呼ばれるもので、昆虫を両性花へ誘う看板
の役割をしている。この「装飾花」はガク(萼)であるから、花弁
のようにしおれることはない。中央部の両性花が結実すると、装飾
花は反転して裏返しになる。

ガクアジサイは、関東以西の太平洋側に自生しているとのこと。

ガクアジサイ(額紫陽花/萼紫陽花)

2007年07月21日 | Weblog
一関市街地のガクアジサイ(額紫陽花/萼紫陽花)
 2007年7月17日



2007年7/17(火)、一関市の磐井川に架かる磐井橋の近く
(山目側)に、ガクアジサイ(額紫陽花/萼紫陽花)が花を
咲かせていました。装飾花の色が青紫色のもの、赤紫色のも
の、白色のものとありました。






一関市街地のガクアジサイ(額紫陽花/萼紫陽花) 2007年7月17日






下:両性花が結実すると、花のように見えるガク(萼)[装飾花]
が反転する。


一関市東山町のガクアジサイ(額紫陽花/萼紫陽花)
 2006年7月3日



梅雨時に大きな花を咲かせる「アジサイ」や「ガクアジサイ」など
も、例年に比べて大分遅れていると言われていましたが、7月に入っ
てようやく見頃を迎えているようです。
2006年7/3(月)、我が家や隣家の庭の「アジサイ(紫陽花)」も
きれいに色づいてきました。




ガクアジサイ(額紫陽花/萼紫陽花)
ユキノシタ科 アジサイ属
 Hydrangea macrophylla f.normalis
本州(房総・三浦・伊豆半島、伊豆諸島、和歌山県神島)四国
の海岸近くに自生する落葉低木で、高さ1~2mほどになる。
庭園樹、公園樹として古くから広く栽培されており、園芸品種も
多い。

葉は有柄で対生し、長さ5~20cmの広卵形~倒卵形で光沢がある。

 6~7月、枝先に直径10~20cmの散房花序を出し、中央には多数
の淡紫色の両性花、周りに萼片が3~5枚ある直径3~5cmの広卵形
の装飾花(中性花)を3~5個つける。

花の色は土壌の酸性度や肥料によって微妙に変化するが、淡紅色
、淡青紫色、白色などがある。

 分布:本州(関東、東海)、伊豆諸島、四国(高知県)、九州
南部、小笠原

類似する自生種にヤマアジサイ、エゾアジサイ、アマチャなど
があり、庭木や茶花にされる。

また、同じアジサイ属に白い苞が蕾を球状に包むタマアジサイ
や両性花のみのコアジサイ、ノリウツギ(糊空木)、ガクウツギ
などがある。