peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

33 「楓橋夜泊」の寒山寺

2007年07月21日 | 象の足 物語

10日は 蘇州の
虎丘(コキュウ)斜塔・寒山寺・拙政園を めぐった。
今日は 寒山寺だけを 書きます。 

Sany0286 はじめは 妙利普明塔院と いった 

この寺は、
509年から10年をかけて 建立された。
唐の時代に 

寒山と拾得という人が 

修行していたことから 
寒山寺と 名前を 変えたそうな。

森鴎外の「寒山拾得」 …… 

外伝のようなものだが
一応 面白いので 興味があるかたは お読みください。
寒山寺が 中国はもちろん 日本を含む 諸外国にも 
広く知られるようになったのは、 唐代の詩人 張継が 
「楓橋夜泊」を 詠ったことによるそうな。
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月落烏啼霜満天  江楓漁火対愁眠
姑蘇城外寒山寺  夜半鐘声到客船
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 七言絶句 の 絶句とは「絶句する」の 語源かな と  
いまごろになって 調べたが やっぱりわからない。
七言絶句では
峨眉山月歌・涼秋詞・山行・芙蓉楼送辛漸  など を
習ったのだが いま 読み返しても 面白い
五言絶句も 習ったのだが
七言絶句が 起・承・結に 韻をふむ ことに
興味があった。 
なんで 都合の良い 韻を 考えつくのかな。
それが 才能 という もの でしょうが …
天(てん)・ 眠(みん)・ 船(せん)
あれ だけれども
日本の 読み方だと そうなるけれど
中国読みでも そうなるのかな。
わからなくなった ので 終わる。
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楓橋は 写真にある門の 直ぐ前の橋では ないようだ。
みたかった、 な。


チョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)

2007年07月20日 | Weblog
一関市街地のチョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)
 2007年7月17日



2007年7/17(火)、一関市街地の地主町通りにある街路樹の
根もとに「チョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)」と思われる白い
ラッパ形の花が咲いていました。






一関市東山町のチョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)
 2005年11月10日


2005年11/10、一関市東山町長坂にある名勝・げいび渓付近を歩い
ていたら、上記の地図にある「東山和紙」店のところに「チョウセ
ンアサガオ(朝鮮朝顔)」の花が咲いていました。
ふつうのものは、とっくに果実になっているので、遅い開花ではな
いでしょうか?



チョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)ナス科 チョウセンアサガオ属
 Datura metelf
インド、中近東、中南米(東南アジア)原産で、「チョウセン
アサガオ(朝鮮朝顔)」の和名があります。花の形がアサガオ
(朝顔)に似ているのでつけられたものと思われますが、植物
分類学上はアサガオとはかけ離れた種類です。

高さ約1mの1年草で、夏から秋にかけて白くて長いロート状の
花を上向きに咲かせます。果実は、大型でトゲが密生し、成熟
すると4裂して扁平な種子を多数散布します。全草(根、茎、葉、
花、種子などすべての部位)にアルカイドを含む有毒植物(薬用
にもなるが・・・)であり、扱いには充分な注意が必要です。

葉をハーブと、根をゴボウと、つぼみをオクラと、また、種子を
ゴマと間違えて食べた事例もあるそうです。症状は嘔吐、瞳孔散大、
呼吸の乱れ、痙攣(けいれん)、呼吸困難など。
 
中国名は「曼陀羅華(まんだらげ)」で、戸時代から明治時代に
かけて日本に入ってきた帰化植物です。江戸時代の蘭学者・華岡
青洲が1804年にこの植物から得た麻酔薬で、日本で初めて乳ガンの
外科手術をしたことで有名です。

「チョウセンアサガオ属」には、「キダチチョウセンアサガオ(木立
朝鮮朝顔)」など多くの種類がありますが、本来の分類は、草本で1
年草、花が上向きに咲く種類を「Dutura(ダチュラ/ダツラ)、木本
で多年草、花が下向きに咲くものを「Brugmansia(ブルグマンシア)」
としています。

ダチュラ/ダツラもブルグマンシアも南米(チリやペルー)やインド
を中心に分布するナス科(Solanaceae)の植物で、標高2000~3000m
のやや高所に自生しているそうです。

上記画像は、一関市大東町大原にある大東町支所。下記の画像は、
構内にあったチョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)の果実


32 蘇州夜曲は禁断の曲

2007年07月20日 | 象の足 物語

32 蘇州夜曲は禁断の曲

6月10日(日)蘇州 晴れ

Sany0268 写真は みたとおり 

テレビジョンです。

それまで テレビ画像を 

出すことが 出来なかった。

どうせ 中国語だから 

見てもしょうがないと 

おもっていたのだが

昨夜 添乗員さんに スイッチを 

入れてもらった。

やっと 観ることが 

出来たのが これ。

中国のは ほんの すこし 扱いが 違う。

「壊したら 困る」と 思うと 

その ほんの すこしが……。 

日本と違って さわることができなかった。

朝まで 電源を おろさずに おいた。

ここのホテルのは 日本が 写ると 言ったことを

思い出して つけてみた。

「コムスン」事件を 報じていた。

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観光最後の日 75キロを バスで 蘇州へ 

蘇州(スーチョウ)は 上海の西50kmに位置する古都で、

1314世紀頃に 栄えた。 春秋時代 呉の 都

「水の都」とも いわれる。 

市木 は プラタナス  市花 は タイサンボク

バスの中で 蘇州夜曲の 歌詞を メモはじめた。

中国では 『蘇州夜曲』は 日中戦争時代の歌だから

歌うなんぞ とんでもないことらしい。 曲は 美しいんだけれどな。

思い出せないところがあったので  帰ってから ネットで 調べた。

2番を 知らなかったので 憶えに 書いておく。

蘇州夜曲   作詞:西条 八十   作曲:服部良一

君がみ胸に 抱かれて聞くは 夢の船唄 鳥の歌
水の蘇州の 花散る春を 惜しむか 柳がすすり泣く

花を浮かべて 流れる水の 明日の行方は 知らねども
今宵映した 二人の姿 消えてくれるな いつまでも

髪に飾ろか 接吻しよか 君が手折りし 桃の花
涙ぐむよな おぼろの月に 鐘が鳴ります 寒山寺

この日は 虎丘(コキュウ)斜塔・寒山寺・拙政園を めぐった。

寒山寺は 明日 書きます。

もうすこしです。  ご辛抱ください。 


31 熟睡は 構造がいいから ?

2007年07月19日 | 象の足 物語
 Sany0211 写真は バスから みえた 高層アパート ?
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昨夜の クルーズは 
8時35分から 9時半まで
ホテル着 10時5分。 
騒がしかったから 
とても 疲れたのだが
きれいな 宿だったからか
よく 眠ることが できた。
最後のホテルが  
今日と 同じ 4星とは 
いえない宿だった から
結果として ここが 
クマにとっては 5星と 
いっても良いほど 
満足な宿に なった。
 
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いままでの 日本での 旅では 夜 眠れないことが 多かった。
乾燥するのか 水分が ほしくなる。  だから 起きる回数も 増える。
中国行きで 「水」を 心配したのは そんなわけも あった。
ところが 中国では 夜 1度くらいしか 起きなかったのだ。
水も 必要なかった。 なんでだろう。
また ホテルは 隣の部屋の 話し声やテレビの音が 
ほとんど聞こえない。
夜中に 酔っ払いなどが 大声で廊下を行く、ということにも 
あわなかった。 
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ガイドさんの 話 … … 
中国では 一軒家は 別荘と呼ぶ。 
ほとんど 投資か 人に 貸すことが多い。
アパートは 借りてから  内装を 自分でする。
柱で支えるのではなくて 壁で 支える。 25センチある。
 
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と いうことは ホテルだって 
あつい壁 で 出来ているのだろう。
これ の おかげだったの かな。

ストケシア/ルリギク(瑠璃菊)

2007年07月18日 | Weblog
一関市東山町のストケシア/ルリギク(瑠璃菊) 2007年7月17日


2007年7/17(火)、一関市東山町長坂の東山郵便局のすぐ近くにある
花壇で「ストケシア/ルリギク(瑠璃菊)」が花を咲かせていました。




ストケシア/ルリギク(瑠璃菊)キク科 ストケシア属
Stokesia laevis
北アメリカ原産の多年草で1属1種。「ルリギク(瑠璃菊)」とも
いう。日本に導入されたのは大正初期。耐寒性・耐暑性ともに優
れており、丈夫なので日本各地で栽培されるようになったという。
今では花壇に植えたり、切り花用に栽培されている。日当たりが
よく水はけのよい所を好み、横に広がる。

高さは30~50cm。茎は数本が立ち上がり、上部で枝分かれして、
枝先に直径5~10cmの頭花をつける。花期は6~7月。頭花の中心部
には筒状花が集まり、その外側に並ぶ舌状花は先端が細かく切れ
込んでいる。

花の色は青紫色が基本で、藤色、ピンク、淡黄色、白色などがあ
る。総苞には刺状の毛がある。

「ストケシア」という名は属名をそのままローマ字読みしたもの
で、英国の植物学者ストークスにちなんでいるとのこと。