peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市東山町「柴宿団地」のシャクナゲ(石楠花)/ホンシャクナゲ(本石楠花) 2011年5月24日(火)

2011年05月26日 | 植物図鑑

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2011年5月24日(火)、一関市東山町「柴宿団地」(東山町長坂字柴宿)内の民家の庭に植えられているシャクナゲ(石楠花)/ホンシャクナゲ(本石楠花)と思われる樹木が、花を沢山咲かせて見頃を迎えていました。

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シャクナゲ(石楠花) ツツジ科 ツツジ(ロドデンドロン)属 Rhododendron degronianum (=mettrrnichii var.hondoense)。

一名:ホンシャクナゲ(本石楠花)。富山、長野、愛知県以西、四国の山地に自生する常緑小高木で、花色は紅紫、白で、開花期は素晴らしい。葉は長さ10~15㎝と大きく革質、枝先に輪生する。葉裏は有毛だが目立たない。花は頂生、花冠は7裂、雄しべは多く14。

日本のシャクナゲ類は5種あるが、園芸的には矮性のヤクシマシャクナゲ(屋久島石楠花)ssp.yakushimanum(=yakushimensis)及びその品種が世界的に人気があり、広く栽培されている。

これらのほかに、セイヨウシャクナゲ(西洋石楠花)R.×Hybridumと総称され、欧米で育成された常緑で大輪、花が頂生する品種は無数に発表されている。栽培:繁殖は接木。花期:春。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]


一関市東山町「柴宿団地」のライタック(リラ)/ムラサキハシドイ 2011年5月24日(火)

2011年05月26日 | 植物図鑑

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2011年5月24日(火)、一関市東山町「柴宿団地」の広い道路沿いにある民家の庭に植えられているライラック(リラ)が、香りの良い淡紫色の花を咲かせていました。近辺のライラックは既に終わりになりかけているのに、この木は最盛期でした。

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ライラック モクセイ科 ハシドイ属 Syringa vulgaris

別名:リラ(フランス語)。ムラサキハシドイ(和名)。ヨーロッパ南東部~西アジア原産の落葉小高木。欧米では古くから庭に植えられ、園芸品種も多い。比較的冷涼で乾燥気味の気候を好むので、日本では北海道や東北地方でよく育つ。高さは5mほどになる。葉は対生し、長さ5~12㎝の広卵形で、光沢がある。4~5月、香りの良い淡紫色の花が長さ10~20㎝の穂になって(びっしり集まって)つく。花の色は白、濃紫色など、変化に富んでいる。札幌市の木。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%E9%A5%A4%A5%E9%A5%C3%A5%AF [peaの植物図鑑:ライラック、リラ、ムラサキハシドイ]


一関市東山町「柴宿団地」入口のサワフタギ(沢蓋木) 2011年5月24日(火)

2011年05月26日 | 植物図鑑

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2011年5月24日(火)、一関市東山町「柴宿団地」の入口にある私設庭園に植えられたサワフタギ(沢蓋木)が、雄しべが長く突き出た白い花をびっしりと咲かせていました。蕾もまだ沢山付いていました。秋に藍色に熟す果実が楽しみです。

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サワフタギ(沢蓋木) ハイノキ科 ハイノキ属 Symplocos chinensis var.leucocarpa f.pilosa

谷沿いの林の縁などに生える落葉低木~小高木。よく枝分かれして、沢を塞ぐように茂る姿からこの名がついたという。ニシゴリともいう。また果実がルリ色に熟し、葉がウシコロシ(カマツカ)に似ていることからルリミノウシコロシ(瑠璃実の牛殺し)の名もある。

高さはふつう2~3m、大きいものは6mほどになる。樹皮は灰褐色で縦に割れ目が入る。葉は互生し、長さ3~10㎝、幅2~4㎝の長楕円形~倒卵形で、先は急に尖り、縁には細かい鋸歯がある。5~6月、枝先に白い小さな花が多数集まってつく。花は直径7~8㎜で、長い雄しべが目立つ。果実はややゆがんだ球形で長さ7㎜ほど、秋に藍色に熟す。果実が白く熟すものをシロミノサワフタギという。実は野鳥の好物。分布:北海道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%B5%A5%EF%A5%D5%A5%BF%A5%AE [peaの植物図鑑:サワフタギ(沢蓋木)]


一関市東山町「柴宿団地」のサラサドウダン(更紗灯台) 2011年5月24日(火)

2011年05月25日 | 植物図鑑

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2011年5月24日(火)、一関市東山町「柴宿団地」(東山町長坂字柴宿)内を散策しました。民家の庭に植えられたサラサドウダン(更紗灯台)が、紅色の縦筋のある鐘形の花を沢山咲かせていました。

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サラサドウダン(更紗灯台) ツツジ科 ドウダンツツジ属 Enkianthus campanalatus

花に紅色の縦の筋が入ることから、「更紗」の名がある。フウリンツツジ(風鈴躑躅)ともいう。山地に生える落葉低木。高さは4~5mになる。葉は枝先に輪生状につき、長さ3~6㎝の幅の広い楕円形または倒卵形で、秋は紅葉が美しい。

花期は5~7月。枝先に長さ1~1.5㎝の鐘形の花が多数垂れ下がって咲く。花の先は5つに切れ込んでいる。雄しべは10個。花が小さく、紅色の濃いものをベニサラサヂウダン(紅更紗灯台)という。分布:北海道、本州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]


一関市東山町「柴宿団地」のボタン(牡丹) 2011年5月24日(火)

2011年05月25日 | 植物図鑑

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2011年5月24日(火)、一関市東山町字柴宿の「柴宿団地」内の広い道路沿いの民家に植えられたボタン(牡丹)が見頃を迎えていました。

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ボタン(牡丹) ボタン科 ボタン属 Paeonia suffruticosa

中国原産の落葉低木。古くから根を薬用にし、唐の時代に観賞用に庭園に植えられるようになった。高さは1~1.5m。葉はふつう2回3出複葉で、臭気がある。花期は5月。花は直径25~30㎝で、一重から万重咲きまである。花の色はピンク、紅、紫、白などがある。黄色のボタンは中国産のキボタン(黄牡丹)P.luteaとの交雑品。寒ボタンは2季性のものを特別な栽培法で初冬の頃に開花させるもの。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]