WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

「オフコースの夕べ」

2005-09-03 | アーティスト魂
フラミンゴG(ギター) が、ヘルプで出演するコンサートにいってきました。
タイトル通り、「オフコース」の曲をやるのです…
元メンバー清水仁さんをベーシストに迎えて、、、というところがウリのようで、会場はほぼ満席状態。

私は、、、実は、オフコースは、当時全く興味がなかったのです(-_-;)
にもかかわらず、この日やった曲の7割は、「あっ、知ってる、これもオフコースだったのか…」ってなカンジで、なんだかあの時代を懐かしむひとときだったなあ。

ところで、終わってからGと飲みながら…
G「いやぁ~~もう、みんなマニアックで気合いが入り過ぎていて、口を挟める雰囲気じゃなくて、黙って言われた通りにするだけでストレスたまりまくったよ~ フラミンゴみたいに、言いたいことが言えないからさ~~」
だそうで、このバンドは、そもそもどんな人たちなのと聞いたところ、オフコースマニアというような軍団?があって、完全コピー、ドラムのおかずまでもそっくりにコピーして演奏して楽しむ…のだそうです。当時の、あのときのコンサートバージョン、とか、あのLPバージョン…などといって、同じ曲でも、そこまで追求するらしい。ひっぇ~~\(@o@)/
Gはもちろんマニアではありません。演奏の仕事を通じて、リーダーと知り合ったのだそうです。

私は、ミュージシャンとして、ごくごく普通に「オリジナリティ」というものを大切に思っているので、完全コピーしたものを人に聞かせるということのミュージシャンとしての意義ってものをあまり感じたことがないなあ… 私だったら絶対にこんな企画はしないもんな。どうしてもコピーって「人の作ったものに労力を注ぎ込むのはもったいない」みたいな発想になってしまうのです。
なので、とっても不思議な体験?でした。決して否定的な気分ではないのです。
このバンドのリーダーのただならぬ気合い、このコンサートに傾けた情熱が感じられて、同世代として、ミュージシャンとして、いろいろお勉強させていただきましたし、考えました。

ところで、Gのギターソロはスバラシかった。かっこよかった!
押し黙って、言われた通りの衣裳で言われた通りを弾くGって、私達フラミンゴからすると、なんだか笑えるのですが、ここぞ!とばかり、たった1曲、この時に、全てを注ぎ込むぞ!といわんばかりのすんごいソロだったなあ。そこまでやるか!?!? 横で清水仁さんが、それを見て楽しそうににこにこにこ笑ってたっけ。いいね~ヤルね~ってな感じ(#^_^#)
こんど、ぜひフラミンゴでも、これくらいの長いソロをぜひやって貰おうっと…などと思いながら、酔っぱらって気持ちよく眠りに落ちていったのでした~~(#^_^#)

Comments (8)
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