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WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

Takのインナーワールド

2005-09-21 | しろかねも くがねも玉も何せむに…
羽純さんが、昨日、補助人工心臓装置を入れる手術を受け、経過は順調だという記事を、読みました。お母様の安堵が短いメールの文面から伝わってきました。

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Takは先日、羽純さんの募金活動に参加しました。
…というより、子連れでいくしかないので、Takにも事情を説明して、募金箱を持って街頭に立ちました。途中で疲れて休憩しながらも、最後までやり遂げて、何かを感じたようでした。また絶対にやりたいと言っています。
彼は、哲郎君が逝ってしまって私が大泣きしたことから始まって、ずっと私の様子を傍で見てきているので、事情はすっかりわかっているらしい。
初めての募金活動で、戸惑いもあったと思います。
募金箱の持ち方(大切なお金を頂くので、大切に、表の羽純さんの顔がきちんと見えるように)、立ち方(お願いするのだから、姿勢良く、まっすぐに立つ)、箱の中を顔を近付けて覗かない、お金を入れてくれたら「ありがとうございます」と言う、などなど、ひとつひとつ理由を説明してやり方を教えたら、とても真剣に、真面目にきいて、言う通りにやっていました。
「ありがとうございます」を言うのは、恥ずかしかったようですが、だんだん慣れてきました。男の人に「偉いな」と、頭を撫でられたのが、とっても嬉しかったようでした。
生まれながらにして、子供は誰かの役に立つことが嬉しいのだ
…という、Takの保育園の園長先生の言葉を思い出しました。
子供を連れていったら、迷惑になるのではないか、Takが退屈でがまんできなくなったら、途中で失礼させていただこう…などと思っていましたが、彼は私が思っているよりもずっと立派でした。

そんなTakも、家ではまだまだ「ぬいぐるみワールド」にハマっている甘えっこ。
「お母さん、喋らせて」といって、いろんな人形を持ってきます。
クマや子象のぬいぐるみはもとより、戦い系のキャラクター(私は知らないのよねっ)、恐竜の骨、こんなの、どんな声で何を言ったらいいんだいっ?っていうようなのを持ってきて、喋らせろというのです。
なかなか親としても楽しいんだな、これが♪ 受けて立とうじゃないの!って気になります。
想像力が必要!!
ある時、車の中で、「おかあさん、透明のトトロとねこバスになって」と言い出しました。
私は、声をいろいろ変えて喋るのは得意だし、大好きなので…
「いいよいいよ~♪」

トトロ「Takくん、こんにちは~~、お昼寝してたのに、おこされちゃったよ~
何かご用?」(あの、大トトロの声で)
Tak「こんにちは~。あのね、トトロ、僕、聞きたいことがあったんだ。どうして傘をさしたままでねこバスに乗ったの?」
トトロ「ああ、あのことか。それはね~、ぼくは、あのときさつきちゃんから初めて傘ってものを借りたから、とっても嬉しかったんだけど、どうやってたたむのか、わからなかったのさ」(ここまで言うのに、大トトロなのでめっちゃ時間かかる( ̄_ ̄;)
Tak「なんだ、そういうことか~~」

ねこバス「Takくん、こんにちは~~」
Tak「こんにちは~~ トトロったら、傘をさしたままでねこバスくんに乗ったよね~~ あれって、畳みかたがわからなかったんだってさ~」
ねこバス「そうか~~あのときはエライめにあったよ。ふかふかの車の中がびしょびしょになっちゃってさ~。でも、すずきさんにドライヤーを借りて乾かしたんだよ。助かったよ~~」
Tak「え~~っ、すずきさんに借りたの?」…

こうやって、彼は、絵本や、アニメの中の人物と会話がしたいのです。
自分で頑張って作ったものや、買ってもらって嬉しかったものも、人形達に自慢したくて、「喋らせて」と言ってきます。
めんどくさいときは、「早くごはん食べろ」とか、「片付けしろ」とかってのを人形たちに言わせてるんだけど、このTakのインナーワールドにとことん付き合ってやるのも、楽しいかも♪ Takのインナーワールドを垣間見ることができるんだもんね。


本日の画像はTakですが、私とそっくりです…
Comments (7)
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