WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

5月11日 日記

2012-05-12 | よしなしごと






Takは今日、校外学習ってことで、お弁当持って体操服で登校。

私はアルバイト、オフ。レッスンも1人のみ。


最近なんだか、ブログの更新が停滞してます。

…ってか、いろいろプライベートな案件が溜まってくると、頭のなかをいろんなことがぐるぐると巡って、
ブログを書くことがら遠ざかってしまう私。
実はとりとめなく書いてはボツにして…を繰り返しているのであります(^_^;)


そんな中で今日は、higeさんからご紹介いただいたサイトを読了。

その直後に、higeさんからTELをいただきお茶することに。
なんというタイミング!!

higeさんとは、以前もそうでしたが、お会いしたとたんに「さっきの続き」のように
原発のこと、沖縄のこと、彼のあちこちにいらっしゃるお友達との交流のこと、ご家族のこと…などなど、ノンストップで語りまくり、あっと言う間の1時間でありました。


ご紹介いただいたサイトは「原発の危険から子どもを守る北陸医師の会」からの配信です。

ドイツ人学識者による『チェルノブイリの健康被害-原子炉大事故から25年の記録』を翻訳したもので、淡々と、データが文章や表でで記録されているものです。
やっと今日、読み終えました。
チェルノブイリの事故から25年。
飛行機事故などと違って、起こった日から、年々、被害は膨らみ続けていることが、データからよくわかりました。
被爆の結果というのはこのようにじわじわと現れてくるものかと…
もう既に、地球(ヒトもすべて)がこれほどまでに汚染されてしまっていることに悲しくなりました。


原発については、いろんな学識のある方がいろんな切り口で書かれていて、膨大な量の情報がネット上で交錯しています。
お友達の紹介してくださるサイトで見て、いろいろ考えるところもあったり、
「これは私のブログでも紹介しようか、どうしようか…」と、考え込んだりもしましたが、これまでたぶん1度だけ紹介したけれど、その後は基本的にやめました。

情報量があまりにも多いこと、それを読んで、自分がなにをすればいいのか、不安になったり、怒ったり、混乱するだけでは意味がなく、
私自身としても、「責任もって紹介できる」と思えないこと…などなどからでした。


…これらの論文から健康被害の多様性と広がりについて謙虚に学び、何が正しいのか、
そして何をすべきなのか、最終的には読者自らが考えることが大切である。
                     
                         (翻訳概要の序文より)






私の原発反対の思いは、子供の頃からずっと変わりません。

私は確かに原子力とは怖いものだと小学校で習いました。
一番印象的だったのは、「核のゴミ」は放射能を出すので人間の健康にとても怖いもので、それが安全になるのに10万年かかる」ということでした。
「プルトニウム」のことだとあとでわかりましたが、その当時は何も知らず、私はそのように刷り込まれたのでした。

当時の電力の供給源として、原子力発電の占める割合は数%だったと思います。
私は、そんな怖いものだけど、まあこんなちょっとならあまり影響はないのかな…みたいに感じたような気がします。

その後、日本では原発を次々と建設し、稼動させていく段階に入り、小学生は「原発は安全」と刷り込まれていったのだと思います。

福島原発の事故があった後、小学生の子ども達の間でも、授業で「原発」についてのディベートが多く行われたと聞きます。
原発従事者や、電力会社で働くお父さんを持つ子供たちは、「自分の父はなにも悪いことをしていない」と板挟みの状態に置かれ、
「原発は安全」と習って、実際に校外学習で電力会社を見学した子供たちも、戸惑い、ネット上でも小学生たちの議論が交わされていたとか…
大人が残した負の遺産を背負うのは子ども達世代だけでなく、何代にも渡って、廃棄物を管理していかなくてはいけない。
私たちは、「子供たちよあとを頼む」といって先に死んでいかなくてはいけないのです。

どぉよ…

あまりにも身勝手だけど、それでも子ども達には真実を伝えなくてはいけないです。


お茶から帰ってきたら、Takのお友達が来ていました。
小学校時代からの友達で、中学ではクラスも部活も一緒。
これからはきっと、小学生の時とは違う絆を深めていくんだろうな…

Comments (3)
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