WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

母の日

2012-05-17 | 親子 ART LIFE





話は遡りまして…

母の日の前日の土曜日、Takと一緒にTVを観ていたら、映画「テルマエ・ロマエ」のCMををやってました。
基本的にTV観ない私は、このとき初めて、こんな映画をやってることを知ったのであります(^_^;)
おもしろそーじゃん。

Takが、ゼヒともおかーさんと一緒に行きたいというので、
もぉ~全然お金ないんですけど、Takと2人で映画デートなんて久しぶり…って感じだし、たまにはいいか!と、大盤振る舞いをすることに。
「でも、ホントにお金がないんだから、劇場でのおやつはナシよ。夕飯は、納豆とキムチとスープだけだよ!」
それでもいいから行きたいと…

でっ、当日、Takは礼拝前に教会学校に行ったあと、イオンのワーナーマイカルまでチケットを買いにいきました。(自転車で10分弱)
私も久々に仕事が休みなので、教会に。
礼拝の途中でTakが帰ってきて、「席をゲットした、センターでいちばんいい席だよ!」と♪


ホントにお金がないので(しつこい)お昼は、教会で150円うどんをいただきました。
それから、家に帰って昼寝1時間。(なんだか、このところお疲れモードのTAKAMIなんでありました)


そして、いざ準備をして劇場へ。

映画は、ものすごく楽しかった。涙を流して笑いころげました。
私の「笑いのツボ」にぴったりハマりました。
Takも、アホになって笑いころげてました。

ストーリーもいいし、キャストもそれぞれハマっていて、ものすごく感情移入してしまいました。
特に市村正親さんの「ハドアリアヌス(14代ローマ皇帝)」は素晴らしかった。
日本人俳優がローマ人に扮しているのが何の違和感もなく、
「平たい顔族」の日本人のじーちゃん達が裸で下町の銭湯や、温泉に入っている現代の日本と、ローマ帝国皇帝周辺との対比があまりにも笑える。

そして、「ワープ」のシーンをはじめ、随所に出てくるオペラアリアも、「そう来るか!」ってな感じで、イタリア・オペラを専攻していた私にとってはたまらなく楽しかった。

私は、もっとトダバタのお笑い系の映画かと思っていたのでしたが、期待を遥かに超えた作品でした~~~!!

それにしても、イタリアでは、日本の封切に先駆けて、「プレミアム上映」をした際、
スタンディングオベーションが起こったとのことだけど、
私もやりたかったよ、スタンディングオベーション!
イタリア人は、飛行機が着陸しても拍手するもんね(^_^;)
私は、いつもいい映画のあと拍手がしたくなるんだけど、スクリーンに向かって拍手しちゃダメなのかい!?

Takと家でDVDとか観るときは、あまりにも楽しかったらいつも2人で拍手してるんだがなあ~~


どうぞみなさん、劇場でご覧ください。


ウチから車で5分のところに映画館があるってのは、実はものすごく恵まれてると思います。
そうはいっても、万年金欠なので、これまであまり利用してこなかったんだけど、
Takはいろんなお友達(大人も含む)と、かなり行ってる。
しかも、はたと思えば、Takは、ふつーの12歳に比べたら、ものすごく多量の映画をDVDで観ていると思います。
それも、ゴジラやガメラ、ウルトラマンなどの昭和の特撮系、「オリバー」や「サウンド・オブ・ミュージック」なんかの名作ミュージカル系、「荒野の7人」シリーズや007、聖書に基づくストーリー…などという、ふつーの小学生はあまり通過しないところを押さえてる。
…というのもほんの一部で、これまでに300本は軽く超え、500本にも迫るのでは…と思われる、、、
これだけ観てたら、きっとなんか少なからず「人生観」に影響与えるだろうな…





ところで、この日のチケットは、Takからの「母の日」のプレゼントってことで、
あとからTakがチケット代を払ってくれました。うるうる(T_T)
2人分は申し訳ないので、Takの分は貰わなかったけど。

Takとは、帰りの車の中でも、家に帰ってからも、本日の映画のことを語りまくり、
ほんとにいい1日だった。
この楽しい1日がTakからのプレゼント…って、すごく嬉しい。
なので、今日は「プレゼントの1日」ってことで、私のチケット代は、ありがたく感謝していただきました。
Comments (9)
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