WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

初めてのインフルエンザ2

2005-02-09 | しろかねも くがねも玉も何せむに…
今日はTakの看病の1日。
とはいえ、彼は熱があっても、結構元気なのです。ぐったりしている様子はなく、38、5度ぐらいではわりと普通。午前中経過報告に小児科に連れていったときには、いい感じだったので、お昼は回転寿司、そのあと、ガソリンスタンドに付き合わせました。
これがいけなかったのか…その後彼の熱は39、8度まで上がってしまい、ついに解熱剤を投与することに… 大反省( ̄_ ̄|||)

夕方小一時間寝て、起きたら38度台に下がって、夕飯の支度を手伝いたいという。
キッチンの床は冷たいから、ソックスをはきなさいと言うと、素直に言うことを聞く。いつもは絶対「ぼく平気!」とかいうのに… 夕飯のぶりの照焼きはぱくぱく食べたわ… 食欲があるのでとっても助かります。

Takの場合、起きている時より、寝ている時のほうがコワイです。
うわ言を言うし…いきなりむっくり起き上がったり立ち上がったりして、意味不明のことを言うので、まさかの「脳症」を疑ってしまう。寝ている姿を見ていると、「病気なんだな…」って実感します。
昨日ブログを書き終えた後も、突然立ち上がって、
「ぼく、おかあさんの子供でよかった…」とか言い出して、焦りまくりました。
マジで動悸がしたわ。これって、元気な時に言ってくれたらものすごく嬉しいけど、
うわ言で言われたら、このまま旅立とうとしてるのか!?と不吉なことのほうに考えがいってしまうってもんです。

起きている時は「僕はだいじょうぶ」という態度で、「痛い」「だるい」「辛い」などというようなことは全然言いません。まあ、我慢してるわけじゃなくて、ほんとに平気なんだろうけど。寝ている時でさえ、「たっくん、寒くない?」などと声をかけると「だいじょうぶ」。なのでよけい、寝ているTakを見ていると、健気で、愛おしくなってしまうってもんです。

母って、普段はなにげなく子供に接していても、本能的に、観察、チェックしているもんだなあ。
まずは普段と違う暖かさ。子供の体温って、計らなくても殆どわかる。
普段と違う表情。
普段と違う目つき。
普段と違うおしゃべり、動き。
普段と違う寝息。
普段と違う寝返り。

全部が普段と違う。
はやくいつものTakに戻って、ガミガミ母に戻りたいなあ。Takはイヤだろうけど(^_^;)
頑張れTak! 戦えTakumi!

Comments (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初めてのインフルエンザ

2005-02-08 | しろかねも くがねも玉も何せむに…
Takがインフルエンザに罹りました。親子で生まれて初めて。
私自身もインフルエンザに罹った経験がありません。

昨日からちょっと様子がヘンで、朝から寒気を訴え、熱もちょっと高め。
夕方には、担任の先生から丁寧にお電話を頂きました。
「朝、熱が高めとのことでしたが、今、37、5度です。元気で食欲もありますが、一応、お伝えしておきます」とのこと。
息子の異変を朝、連絡版で伝えてあったので、担任の先生が、帰られる前に息子の不穏な様子を、念のために伝えて下さったのです。
保育園が引き受けをできる子供の体温は37、5度以下と決まっています。
そして、今朝は38度に上がっていました。
あ~~~また欠勤か…
ヒドイ話かもしれないけど、時給生活者の私にとっては、まずTakの体調より、
今日、仕事にいけない!ってことのほうが、まずショックだったりします…
しかもこの時点で、Takは元気。

「たっくん、今日はお熱があるから、お休みしようね」
「イェ~イ! やった~~!!」(-_-;)
熱で保育園をお休みすると、おかあさんがやさしくしてくれて、一緒に遊んでくれて、好きなおやつを買ってくれて、ごはんを残しても許される…

小児科に連れていって、検査の結果、B型に感染してるってことでした。
初めて処方された噂の「タミフル」。
これは、初期に投与するとかなりの効果があるという特効薬です。
小児科にいくような子供を持つお母さんはみんな知ってるけど、
そうじゃない人って、きっとあんまり知らないようですから、この際、覚えておいてね。
熱が上がりきってしまってからでは手後れなようです。
「ヤバいかな…」と思ったら、即効受診しましょう、みなさん!!

Takは、今日1日38、5度でした。でも寝ている今は39度。
「タミフル」が効いているのか、これからまだ上がるのか、わかりません。
インフルエンザ脳症という命にかかわることもまれにあるので、経過をずっと観察していなくてはいけません。
徹夜で高熱の娘さんを見守っていたというお母さんの話を最近聞きましたが、
「ひゃぁ~大変だろうなー…」。他人事なのでそう思ったのですが、わが子が罹ってみると、「大変」という思いは全くありません。
母にとっても初めてなので、気分としては「立ち向かう」って感じ?
そういえば、「突発性発疹」で42度の熱が出たときも、高熱で熱性けいれんをおこしたときも、「立ち向かう」って感じだったなあ。
そういえば、Takを出産するときもそうだった。
あなたのお産のイメージはどんなものですか?…と、助産婦さんに質問されたとき、
「立ち向かう感じです」と答えたっけ。

…てなわけで、今日はTakの経過を見守るなが~い夜。
どうせ明日も仕事は休むとハラを括ってしまえば、なんか気楽なのんびりした時間だったりします。


ところで、みなさん、子供の頃病気になた時のこと、覚えてますか?
お母さんがいつもより優しくて、食べたいものを作ってくれたりしませんでしたか?
私はイカの握り!
なんか消化悪そうじゃん!でも、サビ抜きのイカばっかり1人前を
お寿司やさんで買ってきてくれました♪
「ウニ」や「イクラ」でなくてよかったね~(^_^;)


Comments (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ダイエッターの反論

2005-02-07 | 健康とダイエット
ここはワタクシのブログ。自分の部屋!ってことで、ちょいと怒りをブチまけさせていただきたく、ご了承願います。

確かに私の体重はバランスからいって、標準体重の範囲を超えてはいません。
そんな私が「ダイエット!」とかいって騒ぐことに、不愉快になっている方もいらっしゃることは、わかってます。

しかしながら、体重の維持ってのも、結構地道な努力が必要です。
加齢とともに、基礎代謝は落ちていく。1日に必要なカロリーは減少していくのに、若い頃と同じ食欲で食べていては、体重は増加するのが当たり前。

私は20歳台までは、食べでも太りませんでした。
ある時、友達が太らない私の食生活を研究したことがあります。
その時の結論は、「やはり、太らない人は、太らない食生活をしている」でした。
当時、彼女とフィットネスに一緒に行って、帰りに「キリンシティ」で飲むのが定番でした。
そこで、私がオーダーするのは、チンゲンサイのお浸し、鴨のロースト、冷ややっこ…などなど。一方、彼女がオーダーするのは、ジャーマンポテト、イカリング、ベーコンとほうれん草のソテー…など。
しかも私は、ビールのつまみにちょこっとオーダーするのに対して、友達は、運動のあとはお腹がすくもの!ってことで、食べまくっているようでした。

しか~し!!
あの頃は私も、無意識に太らない食生活をしていたんだろうけど、今は違います。
私は毎日体重計に乗ってます。
「乗るのがコワイ」とかいってる場合じゃなく。
妊娠中も、10kgも増えてしまった体重を元にもどす自信はないので、身体が要求する「モンブラン」を毎日食べながらも、体重チェックはやってましたとも!
ところが、3年前に離婚してTakと二人暮しが始まり、ちょっと油断して体重計に乗らない間に、離婚した気の緩み、生活の変化で、あれよあれよという間に5k以上太りました。それでも、「標準体重」の範囲でしたが、体型的にはさすがにヤバい!」
LIVE活動も、生活に追われて中断していましたから、「体型が変化する」ってことに、鈍感になっていました。
一念発起して、初めて、真剣に「ダイエット」しました。
目前に控えたコンサートまでに「このスカート」が入らなければ、新たに買うハメになる。当時は経済的にもどん底だったので(って、いつもじゃん!)、それだけは避けたい!
ダイエットって、お腹がすくものです。誘惑に打ち勝つ意志も必要です。
これを乗り越えて減量して、さらにその体重を維持するためには、やっぱり日々の心構えと小さな努力が必要なのです。

おなかいっぱいになるまで食べない。
酒を飲むなら、お米は控えめ。
おやつは食べない。

私は、お米も大好き、ケーキだってホントは好きなのだ!
お煎餅も大好き、酔いざめのラーメンも食べたい!
でも、日々のすこ~しの我慢や努力で維持しようと心掛けているのだ。
私は体重維持に関しては、日々ちょっとだけど努力はしてるんだぞ! プンプン(*`д´)
Comments (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コミュニケーション

2005-02-05 | よしなしごと
期間限定で、私のカオを公開してみました。(あんまり意味ないですが…)折しも、「ブログ大賞」とかいうイベントをやっているらしいので、いちお~、私もお祭りならば参加せねば…ってことで。
どんなブログが大賞に選ばれるのか、新参者の私としてはとっても楽しみ♪

Yahoo HPフェスティバルってのもやってるそうです。
私のブログのブックマークに掲載させていただいているよっしーさんもエントリーされてますので、ぜひ覗いてみてね。「EYE 世界一周旅行」ってヤツです。
彼の写真はストレートに心に届きます。
カメラの経験は殆どなかったっていうのが驚きでした。

よっしーさんとはネット友達です。「ネッ友」っていうんだっけ?
いつもお忙しそうなのに時間を割いてあたたかいコメントを下さる
niraさん、かずさん、ふと足ももこさん、Teardropsさんも。(#^_^#)

いますか、みなさん、「ネッ友」。

私は、実はふっるぅ~い人間なようで、顔のみえないおつき合いってのは、結構苦手かも。
メル友経験もあります。某女性限定巨大サイトなどを徘徊していてお友達をみつけて、いろいろ語ったりしたことも…
ですが、「メル友」って、私の経験だけで言わせていただくと、ある時期、話題限定!って感じで、怒濤のように語りまくって、いきなり盛り上がるんですけど、なんだか、どちらからかレスが途絶えたりという、ちょっとしたきっかけで、いきなり潮がひいていく~~。そして、数カ月経ったら、相手の方のHNさえも忘れてしまう…
「そんなもんよね!」って割り切っています。
でもメル友から始まって結婚したカップルも知っているし、現在進行中の熱いカップルも知ってますから!!
「ネッ友」「メル友」全く否定するわけではありません。

HPやブログを開設している人は、「何かを伝えたくて」PCに向かってタイプしているのだと思います。受け取ってもらいたい… たったひとりでも。
私自身、「押して押しまくる」文章でこれだけ言いたい放題言っても、「コメント」ってとっても嬉しいもんね。

が、しかし! 
ひとりの人間が一生の間にコミュニケーションできる人の数は限りがあると思います。個人としてのやりとり、体験を共有したり、言葉でのキャッチボールをしたり、、、生身の自分の身体をつかってできること…という意味です。
ネットの世界や、それだけでなく、「絵」「写真」「音楽」などで何かを伝えようとするとき、それは自分のからだを使ってできるコミュニケーションの範囲を飛び越えて広がっていきます。「作品」に現した時、それはもう一人歩きを始めて、受け手の中でいろいろなかたちになって受け止められていくのです。
いずれ自分と自分の発信しているものの間に乖離しているような感覚を持つこともあるかも…
けれど、それは「ものを創って発信する人」のさだめですね。
私の身体から離れてしまった媒体は、受け手のなかでどんなふうにかたちを変えようと、私は何もフォローができません。
「元気を貰いました、ありがとう」と言ってくれても、もしかしたら、その時点で既にその人にとっては過去形になっているかも知れません…

一方、私が自分の身体でコミュニケーションできる人たちとの日常があります。
「動く私を見ている人がいる」のです。
その人たちこそが、実は本当にお互いの思いを受け止めたり、反発を感じたり、ストレートに響きあえる人たちなのでは…と私は思います。
ネットの世界はとっても楽しくて魅力いっぱいですが、
動いている私を見て、私を励ましたり、叱ったり、一緒に笑ってくれたり、怒ってくれたりしてくれる人たちの中で、実際の私の身体は生きているんだってことを忘れずに大切にしていたいと思います。

私としては、「ネッ友」といえど、いつの日か私がお宅に押し掛けて晩ごはんを御馳走になったり、一緒に温泉でゆるゆるだらだらしたり…なんていう時がくることを密かに想像しつつ…(#^_^#)

Comments (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピーラー知りませんか?

2005-02-04 | よしなしごと
mixi ともだち、ふと足ももこさんの日記を読んで私も書きたくなりました(^_^;)

私はしょっちゅう物を探しています。
部屋の鍵。体温計。爪切り。毛抜き。ガムテープ。携帯。コンタクトのケース。アイスピック。
かんたんマイペット。←こんな大きなもの、2DKの狭いアパートでどうして探さなきゃいけないんだ!?それもしょっ中(-_-;) 
「きりたに耳鼻科」の診察券。「グローバルダイエット」の割引きポイントカード。「牛角」の1000円割引きハガキ。黒で薄手のミニのペチコート(重宝!)。←いざ使おうとすると、「コレはいずれ使うからここに入れておこう」と思った場所を忘れている(-_-;)
中には、何日もかけて探したけれど、ついに出てこなかったものもあります。
昨年下半期だけでも、
譜面台。吸入器。昨年末の帰省のときの新幹線の切符。←これに関しては、その当時、新しい仕事の研修で忙しい私のために切符の予約をして、駅まで買いにいってくれた優しい人に会わせる顔がなくて、1日引き蘢りました。

真剣に探しはじめると、押し入れや天袋、「こんなところまで探すか!?」っていうところを捜索するので、普段見ない場所の整理の悪さにイライラしてきます。掃除しなきゃ、片づけなきゃ、でも、とにかく今は捜索中なので、呑気に片付けてる場合じゃないのよ。あ~あ~~あとで絶対片付けよう!!
…しかし、「あと」は永遠に来ないのであります。

ところで、私のピーラー知りませんか?
こないだうちから、見当たらず… 最初は「そのうちどこからか出てくるだろう」と思ってあまり気にしてなかったのですが、そろそろ、永遠の旅に出たのかな…と、心配になってきました。

とりあえず、今から片付けよっと。

追伸:写真は「かんたんマイペット」の現在地

Comments (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

評価されている自分4

2005-02-04 | 人生妙なり
◯×といえば、私は昨年7年間勤めた勤務先をリストラされました。
これは私の社会人としての人生の最大のショックでした。
理由は事務所にホントにお金がなくなってしまったこと。
そして、まっ先にリストラの対象になったのが私でありました。

変わったばかりの新筆頭秘書が、私を呼び出して、「契約更新する気はないから他の仕事を探してほしい」と言いました。理由は
「遅刻、欠勤が多い。勤務中に寝ている。」
でした。遅刻と欠勤に関しては、こちらの生活の状況を言い訳することはできないけれど、「勤務中に寝ている」はかなりムッとしてしまいました。
私は仕事中に寝ていたのでなく、休憩時間に睡眠をとっていたのです。
事務所内は禁煙なので、休憩中、スタッフは通路に煙草を喫いに出ていきます。
私は喫わないので、休憩は自分のデスクでとります。時間は特に定まっていません。業務の内容が単純ではないので、適宜休憩という感じ。その間、私はデスクにうつ伏して、よく寝ていました。
睡眠をとるのは、最良の休憩だと私は思っていました。眠くて集中力がなくなったら、寝るのがいちばん効果的だと思います。なので、筆頭秘書のいる時にも堂々と寝ていました。10分以内に起きるのは私の特技でした。
「みんなが頑張って仕事をしている時に寝ている人がいると、周りの人の志気??がそがれる…」みたいなことを言われだけれど、それを言うなら、自分の休憩中に喋りまくって、仕事してる人の集中力を邪魔するほうが、よっぽど迷惑だと私は思いますが。…と喰ってかかりたいのをぐっと我慢して、リストラを受け入れることにしました。どっちみち、「遅刻と欠勤」を理由にされるのだから、しょうがない…と思ったのです。
出産後、職場復帰したときに、「これからは、家庭中心の生活を」といって、永田町から、地元の事務所に勤務地を変えていただき、いつ休んでもあまり影響のない、自分のペースでできる仕事をいただきました。配慮をありがたく、感謝したものでした。
…が、やはり、事務所も自分の台所事情が苦しくなってくると、方針を変えると言うわけです。どこの世界にもあることですが、スタッフの中で、2番目に長く勤務していた私が、就任したばかりの筆頭秘書にまっ先に「×」を言い渡されたことは、実は相当なショックでした。「遅刻王 欠勤王」という烙印を押されたような気分。

遅刻と欠勤を快く受け入れてくれる職場なんか、あるわけがありません。
「なるべく」遅刻と欠勤が他のスタッフ迷惑にならないような仕事を選んで、
「なるべく」遅刻と欠勤をしないように、頑張るしかありません。
それでも、今でも私は「雪が降ったら休みます」と宣言しています(^_^;)
大雪の日、車が使えず、Takを電車で保育園に送り届けるのに、悲惨な思いをしたことがあります。傘をさして、長靴をはいて、雪道のお散歩…って感じで、大喜びでいつもより1時間近く早く家を出たのに、途中でTakは寒さと疲れで大泣き。やっとつかまえたタクシーは、運悪く直前に予約が入ってしまったようで、拒否されて、さらにTakは打ちひしがれ、保育園に辿りついた時には、紫色の唇でがたがた震えているTakを、気持ちが落ち着くまで暖房の前で抱き締めて…結局、私が事務所に辿り着いたのはお昼前でした。
しかし、これも遅刻は遅刻。私以外のスタッフは誰も遅刻していません。Takを理由に事務所の配慮に甘えていたのは事実でした。

自分なりに精一杯やったって「×」の評価をされることもある。
すべてを否定されたような気分に、正直いってなることもあるけれど、
「落ち込む」っていうより「掘り下げる」ってことで、どうでしょうか。


今日は立春。

Comments (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

評価されている自分3

2005-02-03 | 人生妙なり
「食べ物は大地の恵み。感謝して、残さず食べよう」
これが原則だと思います。
なのに、私はTakがファミレスで残すことを容認しています。
但し。「お母さん、これ食べられない」と言ったら、「じゃあ、これは食べなくてもいいから、これとこれは全部食べなさい」となります。
「お相手」さんの息子さんは、絶対に残すことは許されないらしい…遊び食べだろうがなんだろうが、何時間かかっても全部食べるってのがどうやら「家訓」のようです。息子は食べるのが遅いという話しになって、夕飯を最長3時間かかって食べたと息子さんが言ってました。この話は、お互いの家庭の方針の違いをよく現していると思います。
私は、まずここで、ブッブ~~!!「×」が点灯したような気がします。
「パパは、お昼ごはんのみんなの残り物を全部食べたから全然お腹がすいてないよ」
1日の日程をこなしたあと、「おなかすいた」と騒ぐ子供達に対して、彼が言った言葉です。私は自分に向けて言われているような気がしました。

私には私の言い分があるのですが、あまり説得力はなく、「言い分」というより、「言い訳」かも。

子供の頃から食の細かった私は、幼稚園のお弁当をお昼休みになっても、午後の保育時間が始まっても、円卓に残されて最後まで食べさせられていました。とっても嫌~な時間でした。また、美味しいと思って食べ過ぎると、少し体調が悪い時など、後になって吐いたりもよくしていました。
こんな子供の頃の体験が息子の躾にも反映されるもんなんだなー。
5歳の子供はファミレスのメニューを見たとき、「これが美味しそうだ」と思ったら、全部食べられると思い込んでしまうもんです。それを、「あなたには食べられないから、こっちにしときなさい」というのは、かわいそう。←甘いでしょか??…というか、この場合、本人、納得できずあばれだす。
さらに、「全部食べるって約束したんだから、絶対に全部食べなさい!」というのは、拷問のように思います。いかがでしょうか?(反論覚悟です)
食物に感謝して、残さず食べなくてはいけないことを伝えながら、一方では残すことを許すって、矛盾しているけれど、発達途上の子供は、学習段階なので、仕方がない(もちろん、程度はありますが)…というのが私の言い訳です。いずれ自分の食べられる量を判断できるようになり、「残してはいけない」という思いが健全に育っていれば、きちんとした「食事」ができるようになるのでは、と思うのですが。
でも、例えば、大人数の家族で、ひとつの食べ物でも分け合って食べる子供時代を過ごした人などは、レストランで食べ物を残すとは何ごと!!ってことになるでしょう。それとか、ほんとうに飢えを経験した人や、親から厳しく躾けられた人。そんな人たちから、「きちんとした食事」ができるようになるまでに、大量の残飯を捨てなければならないのか!と言われたら、私は言葉を飲み込んでしまう。
やはり、正論は「残してはいけない」だと思うので、今は私、自分の方針でやってますが、「父親」がいて「絶対残すな!」とやり始めたら、方向転換せざるを得ないだろうなあ… と、弱気です。

それでいて私は、「席を立たずにきちんと座って食べなさい」「手づかみはやめなさい」「汚れた手は服で拭かずにお絞りで」「よそ見しないで、食べ物を見ながら」などなど、いちいちうるさいガミガミ母です。
「お相手」さんの息子さんも、これらがまだ発達途上のようだったので、私がTakにいちいちうるさく言うことが耳が痛いを通り越して、うんざりされたのではと思います。(これも程度の問題と思いますが)

私は、Takがなんかやらかすたびに「くどくどくどくど」言うことしか、今のところ方策をみつけられません。5歳の子供がイッパツで、もしくは、短時間で言うことを聞く方法があったら、ぜひ教えてください。
「お相手」さんは、食事のマナーについて最後に息子さんにこうおっしゃっていました。
「あのなー。お前は汚くないと思ってることも、相手からみたら汚くて嫌だなと思うこともあるんだぞ。そんなことやってると、お前が汚いといって嫌われて、悲しい思いをするんだぞ。だから少しずつ直していこうな。」
なんていいとうちゃん! それはスバラシイ!! 全くです!!!
私には、この発言は私への批判というか、反論がこめられているのではないかという気がしました。
しかし、この一言は、心には響くかもしれないけど、やはり5歳児にイッパツというわけにはいかない。くどくどの根気もある程度は必要かと私は思うのですが、いかがでしょうか。

私は躾け論を書いているのではなく、◯と×について書いているのですが、
ついついくどくどとなってしまいました。
「×」を言い渡されると(って、別に言い渡されてないって(^_^;))「◯」よりもずっとずっといろんなことを掘り下げてしまうというものです。


なのでさらに続く。
Comments (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

評価されている自分2

2005-02-02 | 人生妙なり
我が妹は、何度かお見合いをしたことがあります。
一番最近の話ですが、お相手は母の学生時代からのお友達御推薦の、大学の先生。
妹は気が進まないといって、私に泣きついて?きました。状況的に断るに断れず、仕方なく本番に臨んだようですが、彼女の評価?はみごとに×。
「私は映画が好きだと言っているのに、その人ったら、デートで映画にいくカップルの気がしれないとか、無神経なことばっかり言う。」
彼女は、アパレル系の接客の仕事をしていることもあってか、人の気持ちを気づかうことは得意です。…というより、それができるから、今の仕事をやっていけるというべきかな。お客さまの心を読みながら、にこにこ笑顔で接して、似合う服をお勧めして、喜んで買っていただくという仕事の彼女。
かたや、お相手は、研究者で、日頃相手にしているのは人間ではなく、「学問」なわけです。職業柄だとは決めつけ難いと思うけれど、彼女に言わせると、「日常的に人間を相手にしていない。生徒とは対等でないし。人の気持ちを気づかうことを考えたことがないのでは!!それなのに、自分は断られるわけがない、自分が選ぶという尊大な態度でいるのが信じられない。」と怒り狂っていました。
以前には「喋りながら物を噛む。音を立てて食べる様子が動物のようで、気持ち悪いから×」なんていうのもありました。
どうでしょうか。
やはり「ものさし」の違いの問題。お相手はたぶん、そんな価値判断で×を貰うとは夢にも思っていなかったことでしょう。


さて、先日の私のケースについてですが。

ファミレスでTakがメニューをみて、ハンバーグと唐揚げとコーンのプレートを注文しました。かなりのボリューム。彼は唐揚げ1個とコーン半分を残しました。私は彼の残した物を食べませんでした。
先日も書いたとおり、ファミレスでは、食事の途中で何度も席を立ち、遊び食べの時間が長々と繰り広げられて、ようやく「デザート」ってことになりました。
Takはいちごパフェを所望しました。しかしながら、彼が食べたのは、パフェのガラスの器からはみ出した部分だけ。私は自分用にアイスクリームをオーダーして、Takの食べ残しは食べませんでした。

計略お見合い??のお相手の方は、それらの残り物を全部さりげなく食べてしまわれました。

うううぅぅう~~

申し訳ありません。眠!
続きはあした。
Comment (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

評価されている自分

2005-02-01 | 人生妙なり
先日の「子連れお見合い」!??が私の中で尾をひいています。
翌日、セッティングをして下さったお友達がら
「で、どうだった?」
とメールがきました。私は、当日のブログにも書いたことを携帯用に250字程度に要約してレスしました。私の予想では、先方も同じように思われているだろうと…
お友達からは、「今後、発展の可能性はないわけですね。お疲れさまでした。難しいものなのね。」
というような返事。これで「チャン チャン!」というわけです。
これで、もう二度とあの親子にお会いすることはなくなったという訳です。子供達はあんなに喜んで、また遊ぼうね!と約束してたのに、この収拾を自分でする必要がない…って、とっても楽チンな反面、「あの時間はいったい何だったんだ??」と…

ここから先は余計なことだとわかってはいます。
私は「お見合い」というものをしたことがないので、これまでにない出会いと別れ?について、考えこんでしまうのです。

「評価されている自分」

「妻にふさわしいか、母親として適格か、趣味は合うか…」
和やかな会話の裏で、目まぐるしくソロバンが弾かれていたんだろうなあ~。
そういう自分自身も、とりあえずは「夫にふさわしいか、父親として…」などと、どこかで評価していたのかもしれないし。

…で、私は×を頂いたというワケです。(予想。でもきっと。)
どうして私はバツなんだ?
私のTakとのかかわり方は「そりゃマズイ」ってこと?
私の音楽に対する姿勢は「そりゃ違う」ってこと?
日々、生活に追われ、立ち止まって周囲を見渡す余裕がないのかも。
自分の周りには、こんな私を許容してくれる居心地のいい人たちばかり集めている。
以前からの案件である、「郷里に引っ越す」ということも、もしかしたら、私の砦になってくれている人たちの外に出ていくのが恐いからかも。
「あなた、それは違うでしょう」という指摘に直面したくない自分がいるのかも。
でも、そんな私の怯えとは関係なく、私を評価して「×」をつけている人は当然いるってことです。

私は今日1日、自分の「×」について、ずっと考え込んでしまいました。
日常レベルのことですが、些細なことの奥には、大きな問題があるのでは…などと。

「お見合い」って、お互いに楽しんで過ごそうとした時間が、実は◯か×かの評価をするためのもので、「×」が決定すれば、はい、残念でした~~!ってわけです。
すごいシステム。
この是非を言いたいわけではなく、客観的に自分の「×」について、かなり冷静に、真面目に考えるきっかけになったのは、とっても意義あることでした。

明日は具体的なことを書きます。





Comments (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする