紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

大晦日・滝子山山行

2008-01-04 07:44:25 | 3・山の日記
12月にステロイドを4mgに減らしたら、やはり、今までよりあちこちが痛くなった。
痛みは、がまんできるくらいなので問題ないが、1月から5月くらいまではテレマークスキーの予定が入っている。

クスリを増やすべきか、このまま4mgで行くべきか。

それを確かめるためにも、一度手を使ってよじ登るような山に行きたい。
ということで、大晦日の滝子山、夫と娘で行くというので、ついていくことにした。万が一の時には、ザイルがあるので、引っ張り上げてくれるという。

朝8:00頃笹子駅に着くと、相当寒い。
マイナス2度。あまり雪のことを考えていなかったけど、雪はありそうである。私だけが軽アイゼンを携行していた。




滝子山には何度も登っているけれど、ジャクショウ尾根コースは初めて。クサリ場や岩場があるという。いつもの笹子コース、桜坂公園の上で、右に入っていく。南向きの尾根で、左右の景色もよく、すばらしい。今までのコースよりずっとよい感じ。

地図クリック! 大きくなる。



ただし、だんだんと急になっていく。



真っ白い山が後に見えてきたとき、あれは、甲斐駒ヶ岳か北岳かなどといっていたが、しばらく登っていくうちに、富士山だと判明する。



クサリ場もあらわれる。
左腕を肩より上にあげると、痛いけれど、だんだん慣れてくる。やはり、動かす方が筋痛症にはいいような気がする。



急な岩場を登る。



その後鞍部に出たあと、最後の登り。



そこを登ると、見慣れた山頂に行き着いた。

11:50 滝子山(1620m)山頂



先にきていた人が3名。よくみると、8本か10本爪のアイゼンをつけている。

上でおでんをあたためて食べるも、寒くてガチガチとふるえる。



12:25 下山開始。私だけ軽アイゼンをつける。筋痛症の痛みは、登る時にはたいしたことはないが、滑って手をつくと、とても痛いので用心するにこしたことはない。軽アイゼンの威力は大したもので、急斜面でも全く滑らなくなった。

北斜面なので雪が多い。



このあたりは好きな場所。もうちょっと雪が積もっていたら、テレマークスキーにいい感じの斜面。



笹の上に、雪がついていて、とても美しい。



2:30 林道

その後、笹子駅まで歩いていこうとしたら、途中で、中央高速バス乗り場が見えた。
バスで帰るのはどうだろうと、バス停にいってみた。

3:00 高速バスがあっという間にやってきて、それに乗ったら、3:50 には深大寺バス停についてしまった。
歩いていたら、まだ笹子駅のあたりで、電車を待っていた時刻。とてもよい交通手段を見つけた。

そして、2007年最後の山行も満足なうちに終わった。
このくらいの痛みなら、テレマークスキーもだいじょうぶというのがわかって、クスリは増やさない(でも減らしもしない)方針で行こうと思う。