紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

歌仙・秋の巻スタート

2008-10-24 18:18:29 | 7・連句・俳句・短歌
エマノン歌仙・秋の巻をスタートするために、発句を募集したところ、次の9句が集まった。
やっぱり、秋は俳句を詠むのにいい季節だなあという気がする。それぞれ情景が目に浮かぶようだ。
みんなによいと思う句を選んでもらったところ、のついた句が3票ずつ集めた。

空気澄み 木犀の香の 通り道

笛の音の 心にしみる 秋の宵  

目覚めれば 山化粧して 紅葉狩

わけしりの 犬に引かれて 茸狩 

毬栗の 笑い転げる 里の道 ★

日も風も 透けて柞(ははそ)の 紅葉かな

清流の 音の高まる 十三夜

割らるべき 鶏卵蒼き 秋の暮

幼な日へ 時間列車や 木の実独楽


それで、独断で選んだのが、

わけしりの 犬に引かれて 茸狩    少 艶


参加者11人なので、めったに順番が回ってこないが、楽しく巻きたい。

連句の部屋