紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

秋の立山スキー・1日目(11月16日)

2013-11-20 17:16:23 | 4・テレマークスキー日記
テレマークスキーを始めて以来、立山で滑るというのは夢だった。
それも、秋の立山で滑るのは夢のまた夢。
一生かなうことはないと思っていた。

それが、突然、もう今行かないと、それこそ一生行くことはできないだろう、と今年ひらめいた。
春5月に3回滑りに行き、地理も頭に入ったので、今がチャンスだ。
さとさんを誘ったら、二つ返事で「行こう」という。

でも、今の時期、立山は真冬の山。
室堂駅から500m離れたところにある室堂山荘に行くまでで、吹雪だと遭難する人も出るようなところだ。

そして、行って思ったのは、立山のよさも、厳しさもは天気しだい。
晴れればこの上なく雄大な景色が、果てしなく広がっている。もう別世界という感じ。




吹雪けば、5m先も見えない。

今年はさとさんと2人で行くことにし、できれば、1日、まほろば倶楽部の石木田ひろさんから講習を受けたいと思った。
結局、昨日は天気が悪く、下山を決めたので、講習は受けられなかったが、今回立山行きに関して、ひろさんからはいろいろとアドバイスを頂いた。

出発を16日(土)にしたのは、16日、17日が晴れマークだったからだ。金曜日は天気が悪い。
ひろさんに相談したところ、金曜日は下手すると雨になる。雨になったら、朝の冷え込みで凍ってしまう。そうすると、カチカチのところを滑ることになるし、その後雪が降ると、凍った上に雪が積もって新雪雪崩の危険がある。
雨が降ったら、あまり滑れないことを覚悟で、出発した。

そして、18日は天気が悪いので、ふつうのステップ板の他に、近くを散歩するようにBCクロカンの板も持ち上げた。靴も2足。
それが、重くて、ほんとうに大変だった。

土、日曜日だけ、家の近くの深大バス停から扇沢まで行くバスが、6:35に通る。
それに乗ったところ、事故渋滞で、扇沢に着いたのは、12:00。1時間のおくれだった。

2:10 立山室堂の駅に着くと、奈良から来たさとさんがもう着いて待っていた。




ふたりでライブカメラの前に立ち、M田さんに手を振る。

それから、ステップの板をはき、BCクロカンの板と靴は背負って、室堂山荘に向かった。

ふつうなら何でもない距離だけど、荷物が重いので、ふらふらと行く。







チェックイン後、夕方の室堂山の斜面で、BCクロカンで遊ぶ。

立山にこられたお祝いに、さとさんが持って来たクラッカーを鳴らした。







景色がいいので、すごく気持ちがいい。
雪もさらさらのパウダー。こんないい雪で滑れるなんてなんと幸せなことだ。
















夕暮れ時の景色も、すばらしかった。




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