紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

村上春樹さんの短編小説

2014-06-11 16:57:09 | 13・本・映画・演劇・音楽など
「女のいない男たち」は今年の4月18日に発売され、調布の図書館に入ったのはいつだったか?
図書館に入ったその日の9:00に予約スタートというので、家にいた私はぴったりの時間に、ネットで図書館に予約を入れてみた。

いつもだと、村上春樹さんの小説は、1年くらい待ったりする。もっと待つこともある。
「色彩をもたない・・」は、一体いつ予約をいれたか覚えていないけど、今もまだ手元に届かない。

村上春樹さんの短編小説に、それほど興味があったわけではなかったが、とりあえず申し込みをした。

そうしたところ、2週間ほど前に手元に届いて、あっという間に読み終えた。
一番おもしろかったのは、最初の「ドライブ・マイ・カー」
おもしろくなかったのは、最後の2作。

村上春樹さんの小説は、すごく好きなのと、最後まで読み終えることもできないほど、その世界に入り込めないのと、どちらかしかない。
好きなのは「国境の南、太陽の西」「スプートニクの恋人」

読み終えることができない小説は、主人公の名前がどうにも受け入れられないということが多い。
青豆という名前もかなりダメだったが、そのわりには「1Q84」は、最後までおもしろく一気に読んだ。