紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

三宅島を離れるお嫁さんと孫1人

2021-12-31 21:32:30 | 10・孫と家族

昨日は、夜中にすごい風の音がして、船がどうなるか気になっていた。

そして、島内放送が流れたのは、まだ3:30。海況が悪いので、繰り上げて出航するので、5:00までに手続きをすませてくださいとのこと。

それを聞いたら、もう寝られなくなり、起きた。

そんな早い時間に、娘の子らは、どうするかと思ったら、見送りにいくという。外は信じられないくらいの寒さ。

眠そうなこうた。

 

いったんはバイバイしたものの、しんじも見送りにいくという。

 

5:10に橘丸入港。

それから乗り込むまでが長かった。2人おりるはずの人がおりないという。凍えながら待っていた。

娘と子どもらは、車にいってしまった。

そしてようやく乗り込むときがきた。こんな寒い中、2人で乗り込んでいくのは、見送る方もつらい。

家に帰ってきても、まだ暗く、みんなまた一眠り。

それにしても、寒い日だった。

日中、あられも降った。

夕方は、夫が体調悪く、寝ていたので、娘と孫で、ニワトリのエサやりにいってくれた。

 

夜は、紅白歌合戦がみたいという孫に付き合って、見たものの、全く誰が誰やらわからない。

エヴァンゲリオンでは、私には誰にだかわからないが、なりきるこうた。

今年最後の1日も、そんな風に過ぎていった。

今日、印象に残ったいくつか。あの寒い港で、いきなり村山仙人に「三輪さん、なにしてるの?」と声をかけられたこと。ビックリ。

三池港の近くで、飼っている動物たちのための草を、毎日朝3時から刈っているらしい。

すごい。たった1日でもこんなに寒くて大変なのに、1年365日続けるとは。えらい人だとつくづく思った。

もう一つ。こうたが、今日家を出るときに、「星がでとう」と空を見上げたこと。福岡弁か?初めて聞いた言葉だ。

今までは「星がでとる」といったか。それだと広島弁か? 

 

今年もあと数時間で終わる。年が明けたら、やらなくてはならないことが山積みだが、楽しみにできることを幸せに思う。

来年も畑をし、仕事をし、健康的に生きたいと願う。

ブログを見に来てくださったみなさんも、よいお年をお迎えください。来年がよい年となりますように。