紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

高山病にやられ(?)生ビールを残す

2004-05-22 06:16:52 | 3・山の日記
高山病になった時というのは、後から考えると、理由がある。

まず、第一に寝不足。
今回、立山黒部アルペールートで室堂平に入ることになって、前の日は、扇沢のテントに泊まった。それもバス停近くの駐車場にテントを張って。もちろん、ただだし、経済的。だけど、ほとんど路上生活者って感じですね。(笑)
夜、朝一番のトロリーバスに乗るため、ひっきりなしに車が来るので、その度に目がさめてしまった。
一緒に行ったのは、夫と調布のくすの木山の会のOさんの家族だったけど、ほかの4人はぐっすりと眠っていたから、みんなタフだな。

あと、一気に低い所から高い所にいったこと。それも1000mは歩いたんじゃなくて、交通手段に頼ったこと。
扇沢が高度1433m。室堂平が2450m。この間は、トロリーバスだのロープウェイで登り、足で歩いて登ったのは、わずかに高度差約550m。自分の足で歩いて登らないと、高度に適応しにくいのでしょう。

それと水分補給が足りなかったこと。水はたくさん持っていて、高山病にならないために、最初はたくさん飲んでいた。でも、一の越の山小屋でトイレにいきたくなり、そこで、100円の料金を払い(それは当然ですね)、山小屋の中に入るために、スパッツを脱ぎ、靴も脱いであがるのが、あまりに面倒で時間がかかったので、それからは、あまり水のむのやめようと思ってしまったのです。それが敗因。

頂上あたりで頭痛が始まって、それは下山しているうちに治ったのだけど、室堂平にもどって、すばらしい景色を見ながら、生ビールでカンパーイ!(写真)したとたん、なんと具合が悪くなってしまった。ショック。
後々、私が生ビールを残すなんて、よっぽど具合悪かったんだね。と同行者たちからいわれています。(笑)

エベレスト遭難

2004-05-21 15:14:26 | 3・山の日記
今日、63歳でエベレストに登頂し、下山途中で亡くなられた女性の記事が新聞に出ていた。
お気の毒にと思う一方で、すごい。ほんとうにすごい。40歳から山を始めて、そのような年でエベレストに登ってしまうなんて、とも思った。

こういう時に、また中高年登山に対する批判が出るのだろうけど、やっぱり、ほんとうに何かやりたい時って、死ぬこととかそういうのは覚悟で出かけてゆくのだと思う。それでも、登りたいって思うのだよね。きっと。

でも、私はそのような高山は目ざせないな。残念だけど。最大のネックは高山病です。昔1月の富士山でひどい目にあって、死ぬかもしれないなあということもありました。今でも3000メーター近くまで登ると、頭痛がします。

5月の連休に立山(3003m)に登った時も(写真)、やっぱり少しやられました。でも、頭痛くらいは、なんとか我慢して、これからもがんがん登りに行こうっと。あの雄大な眺めは、そのくらいの我慢と引きかえにしても、登った甲斐があるものだから。

今年の夏はどこに登ろうかなあ。

本日スタート

2004-05-20 17:45:03 | 20・日々のできごと
Blogのことを教えてくれたのは、カッパ師匠です。
師匠は、私の小学校時代の友人ですが、今はホームページの先生です。

数年前に、何十年ぶりかで、友人の結婚式で出会ったおかげで、ホームページを作ることを覚え、また今回はBlogについて教わりました。介護やら仕事やらで忙しい日々なので、毎日は書けないと思いますが、時々アップしていこうと思います。

ところで「紅蓮」というのは、おいおい書いていきますが、私が連句を詠む時の名前です。俳号というのでしょうか。
大好きなスェーデンの児童文学作家「リンド=グレーン」にちなんで、10年前連句を始める時に、自分の俳号にしました。
とっても気に入っています。