◇ ダウ平均は2万1000ドル超え = ダウ平均株価は先週27日まで、12日間連続で史上最高値を更新。87年1月の記録に肩を並べた。そのあと一拍して、こんどはトランプ大統領の施政方針演説を好感。とうとう3月1日には2万1000ドル台に到達した。週間の上げ幅は184ドル。週の終り値でも2万1000ドル台をキープしている。ナスダックやSP500も最高値を更新中だ。
FRBによる3月中の利上げが、ほぼ確定的になった。しかし市場はほとんど動揺せず、むしろ金融株の有力な買い材料となっている。その根底にはトランプ政権による財政支出拡大への期待感、アメリカの順調な景気回復、さらには立ち直りの兆候が濃くなってきた世界経済に対する安心感が存在するようだ。世界各国の株価も、一斉に上向き始めた。
そうしたなかで、日本株は出遅れ気味。日経平均は先週186円上げたが、まだ1万9500円に届かない。トランプ政権の通商政策などに対する警戒感が強く、一種の円高過敏症になっているような気がする。今週はアメリカの利上げが決定的になりそうだから、円は下落する可能性が大きい。出遅れを挽回するチャンスだろう。
今週は8日に、10-12月期のGDP改定値、1月の国際収支、2月の景気ウォッチャー調査。10日に、1-3月期の法人企業景気予測調査と2月の企業物価。アメリカでは7日に、1月の貿易統計。10日に、2月の雇用統計。また中国が8日に、2月の貿易統計。9日に、2月の消費者物価と生産者物価を発表する。
≪6日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
FRBによる3月中の利上げが、ほぼ確定的になった。しかし市場はほとんど動揺せず、むしろ金融株の有力な買い材料となっている。その根底にはトランプ政権による財政支出拡大への期待感、アメリカの順調な景気回復、さらには立ち直りの兆候が濃くなってきた世界経済に対する安心感が存在するようだ。世界各国の株価も、一斉に上向き始めた。
そうしたなかで、日本株は出遅れ気味。日経平均は先週186円上げたが、まだ1万9500円に届かない。トランプ政権の通商政策などに対する警戒感が強く、一種の円高過敏症になっているような気がする。今週はアメリカの利上げが決定的になりそうだから、円は下落する可能性が大きい。出遅れを挽回するチャンスだろう。
今週は8日に、10-12月期のGDP改定値、1月の国際収支、2月の景気ウォッチャー調査。10日に、1-3月期の法人企業景気予測調査と2月の企業物価。アメリカでは7日に、1月の貿易統計。10日に、2月の雇用統計。また中国が8日に、2月の貿易統計。9日に、2月の消費者物価と生産者物価を発表する。
≪6日の日経平均は? 予想 = 上げ≫