経済なんでも研究会

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ラグビー効果は 9万人? : 訪日客

2019-10-17 05:37:47 | 外国人
◇ 韓国人は58%の減少 = 観光局は16日、9月の訪日外国人観光客数を発表した。それによると、総数は227万2900人で前年比5.2%の増加。8月の減少から、再び増加傾向に戻っている。注目されたのは2点。1つはラグビー・ワールドカップ出場国からの旅行者が、軒並み増えたこと。もう1つは韓国からの観光客が、前年より6割近くも減ってしまったことだ。

韓国からの訪日客数は20万1200人で、前年を58.1%下回った。8月は48.0%の減少だったから、減り方は激しくなっている。1-9月の累計でみても13.4%の減少となった。観光局の分析によると、韓国人は中国やベトナムへの旅行を増やしているらしい。ただ最近になって、運休していた韓国機の日本向け定期便が復活したというニュースもある。

韓国人客の減少を、アジアや欧米の旅行客が増加して補う形となった。中国からの客数は依然として多く、9月も81万9100人で25.5%の増加。台湾も37万6200人で14.3%の増加。ともに9月としては過去最大を記録している。香港も大規模デモの影響はみられず、23.6%増の15万5900人だった。

ラグビー・ワールドカップ出場国・地域からの旅行者は、総数で34万7200人。昨年9月より9万2000人増えている。そのすべてがラグビーの応援に来たかどうかは定かでないが、客寄せに大きな効果があったことは確かだろう。ちなみに最大はアメリカの12万7000人。次いでオーストラリアが6万人。イングランド・スコットランド・ウエールズの3チームを出したイギリスは5万人。なかでサモアが昨年の19人から100人に増えているのが、なんとも微笑ましい。

       ≪16日の日経平均 = 上げ +265.71円≫

       ≪17日の日経平均は? 予想 = 下げ


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