◇ 勝ち組の断トツは家電大型店 = 経済産業省は30日、10月の商業動態統計を発表した。それによると、小売り業の販売額は12兆4300億円で前年比6.4%の増加だった。コロナ抑制のための規制が解除されたことによるもので、前年比がプラスになったのは3月以降はじめて。ただ業態によって、成績には大きな差がついた。
業種別にみて好調だったのは、機械器具小売り業で販売額は前年比27.4%増加した。続いて自動車小売り業が16.4%、無店舗小売り業が13.8%売り上げを伸ばしている。巣ごもりで無店舗販売が増加したのは判るが、家電や自動車がよく売れたのは予想を上回る現象だった。その一方、織物・衣服・身の回り小売り業は3.9%販売を減らしている。
業態別にみると、日が当たらなかったのはデパートとコンビニ。デパートの販売額は4163億円で、前年比2.5%の減少だった。またコンビニも販売額は9973億円、3.3%の減少となっている。ともにコロナ騒ぎが始まった3月以降、ずっと前年比でマイナス。経営の改革を迫られる業種となっている。
スーパーの販売額は1兆2110億円。前年比で5.8%の増加だった。またドラッグストアは5816億円の売り上げで7.3%の増加。ホームセンターは販売額が2793億円で、20.5%増加した。断トツは家電大型専門店。販売額は3444億円、伸び率は29.0%に達した。ただ、こうした小売り業の動態が、コロナ規制が強まった11月以降も続くかどうかは不透明だ。
≪30日の日経平均 = 下げ -211.09円≫
≪1日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
業種別にみて好調だったのは、機械器具小売り業で販売額は前年比27.4%増加した。続いて自動車小売り業が16.4%、無店舗小売り業が13.8%売り上げを伸ばしている。巣ごもりで無店舗販売が増加したのは判るが、家電や自動車がよく売れたのは予想を上回る現象だった。その一方、織物・衣服・身の回り小売り業は3.9%販売を減らしている。
業態別にみると、日が当たらなかったのはデパートとコンビニ。デパートの販売額は4163億円で、前年比2.5%の減少だった。またコンビニも販売額は9973億円、3.3%の減少となっている。ともにコロナ騒ぎが始まった3月以降、ずっと前年比でマイナス。経営の改革を迫られる業種となっている。
スーパーの販売額は1兆2110億円。前年比で5.8%の増加だった。またドラッグストアは5816億円の売り上げで7.3%の増加。ホームセンターは販売額が2793億円で、20.5%増加した。断トツは家電大型専門店。販売額は3444億円、伸び率は29.0%に達した。ただ、こうした小売り業の動態が、コロナ規制が強まった11月以降も続くかどうかは不透明だ。
≪30日の日経平均 = 下げ -211.09円≫
≪1日の日経平均は? 予想 = 下げ≫