◇ ダウは再び3万ドル乗せ = 世界の株価は11月、そろって大幅に上昇した。ダウ平均は11.8%と34年ぶりの上昇率。英FTは14%、独DAXは15%。なかでも日経平均は15.04%の上昇を記録した。アメリカの大統領選挙が終わり、コロナ・ワクチンの接種が始まることが株高の主因となっている。この流れを継いで、先週もダウは308ドルの値上がり。再び3万ドル台を回復した。
日経平均は11月、3456円も上昇した。月間の上げ幅としては30年ぶりの大きさだった。外国人投資家が出遅れ株に目をつけ、大幅に買い越している。国内の個人投資家は、むしろ売り越した。12月に入ると利益確定売りも増えたが、それでも先週は107円の値上がり。
先週の金曜日、アメリカでは11月の雇用統計が発表された。その内容は予想を裏切るものだったが、株価は上昇した。雇用の回復が遅れれば、政府の景気対策が膨張するという論理だ。ここからも判るように、市場は財政支出に期待をかける。その期待とコロナ不況との綱引きが、これから始まる。
今週は7日に、10月の景気動向指数。8日に、10月の家計調査と毎月勤労統計、7−9月期のGDP確定値、11月の景気ウオッチャー調査。9日に、10月の機械受注。10日に、10−12月期の法人企業景気予測調査、11月の企業物価。アメリカでは10日に、11月の消費者物価。11日に、11月の生産者物価、12月のミシガン大学・消費者信頼感指数。また中国が7日に、11月の貿易統計。9日に11月の消費者物価と生産者物価を発表する。
≪7日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
日経平均は11月、3456円も上昇した。月間の上げ幅としては30年ぶりの大きさだった。外国人投資家が出遅れ株に目をつけ、大幅に買い越している。国内の個人投資家は、むしろ売り越した。12月に入ると利益確定売りも増えたが、それでも先週は107円の値上がり。
先週の金曜日、アメリカでは11月の雇用統計が発表された。その内容は予想を裏切るものだったが、株価は上昇した。雇用の回復が遅れれば、政府の景気対策が膨張するという論理だ。ここからも判るように、市場は財政支出に期待をかける。その期待とコロナ不況との綱引きが、これから始まる。
今週は7日に、10月の景気動向指数。8日に、10月の家計調査と毎月勤労統計、7−9月期のGDP確定値、11月の景気ウオッチャー調査。9日に、10月の機械受注。10日に、10−12月期の法人企業景気予測調査、11月の企業物価。アメリカでは10日に、11月の消費者物価。11日に、11月の生産者物価、12月のミシガン大学・消費者信頼感指数。また中国が7日に、11月の貿易統計。9日に11月の消費者物価と生産者物価を発表する。
≪7日の日経平均は? 予想 = 上げ≫