魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

慰めのワイン

2007年06月02日 | ワイン ~2019年
新しく作ったリストの配信作業も終わり、やっと一息ってところです。
リストが必要な方はご連絡下さい。メールかFAXにてお送りしておりますので。

さて、背骨の痛みも相変わらず続いていますが、昨日よりはマシになってきました。
でもねぇ・・・調子が悪いと美味しいものも美味しくありませんよね。

でも素敵なワインだけは私の味方で、心慰めてくれます。
本来なら癒しはピノと相場が決まっていますが、まあ、いいでしょう。

2005 Ch.クロノー(ボルドー・スペリュール、赤、千円台半ば)

毛糸、ミント、焼き菓子、甘草、ブラックベリー、赤~黒土など香ります。

味わいはまろやかでまとまりがあり、濃いめで充実しています。
若いのでタンニンも豊富で渋みは強いものの、嫌な感じはしません。
全体の中にとけ込んでいくのに3年ほどはかかるのでしょうが、その頃飲んで
も今の豊かな果実味が残っているかどうかは分かりませんので、ちょっと渋い
のは我慢して、もう飲んじゃいましょう。今でも幸せです。

ただ、1~2年後の幸せ指標は増すこと確実です。

自然派の親しみやすく柔らかに入ってくる果実味は実に心地良くって、
メルロ種メインによる暗さもさほど強くはありません。むしろ華すらあります
ので、お奨めしたいと思います。

ただ、「渋いの」とか「ボルドー」が好きな方に、という条件で。


コメント
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