1995 コート・デュ・ローヌ (ベラール・ペール・エ・フィス)
フランス、ローヌ地区、赤、2千円前後?
ラベルには「キュヴェ・プレステージ」とも書いてあります。
ちょっとエラそうです。
色はやや軽めで、濃いめのピノ程度です。
香りはふんわりと腐葉土、ベリー、ちょっとスモーキーでほこりっぽくもあります。
味わいは優しくて、当たり障りなくって、実に心地良く飲めてしまいます。
ただ、スルスルと入り過ぎるのは、個性が弱いとも言えます。
しかし、95年ですよ。12年も経っていますのでそれも分かります。
これを良しとするか、ダメだというかは評価の別れるところでしょう。
ポテンシャル的には弱い。クセやキャラも感じない。濃さもない。
しかし、無難に上手くまとまっている。柔らかで優しい。誰が飲んでも
素直に熟成感と単純だけど旨さを味わえる・・・・逆の意味で諸刃の剣かよ!
実に判断不能なワインです。
ただ、今当店には97年物のワインが1380円でありますので、2千円も出して
この無難すぎるワインを売る必要性を見出せないのです。
残念ながら見送りましょうかねぇ。
ワインの面白さのひとつですが、年を重ね、熟成するほどに、もともとの個性が
弱くなっていきます。熟成感の方がテロワールや造り手の技量を上回ると考えても
いいのかも知れません。
私が若いワインが好きなのは、個性やアイデンティティーを感じていたいから・・・
だと、つい実感します。
フランス、ローヌ地区、赤、2千円前後?
ラベルには「キュヴェ・プレステージ」とも書いてあります。
ちょっとエラそうです。
色はやや軽めで、濃いめのピノ程度です。
香りはふんわりと腐葉土、ベリー、ちょっとスモーキーでほこりっぽくもあります。
味わいは優しくて、当たり障りなくって、実に心地良く飲めてしまいます。
ただ、スルスルと入り過ぎるのは、個性が弱いとも言えます。
しかし、95年ですよ。12年も経っていますのでそれも分かります。
これを良しとするか、ダメだというかは評価の別れるところでしょう。
ポテンシャル的には弱い。クセやキャラも感じない。濃さもない。
しかし、無難に上手くまとまっている。柔らかで優しい。誰が飲んでも
素直に熟成感と単純だけど旨さを味わえる・・・・逆の意味で諸刃の剣かよ!
実に判断不能なワインです。
ただ、今当店には97年物のワインが1380円でありますので、2千円も出して
この無難すぎるワインを売る必要性を見出せないのです。
残念ながら見送りましょうかねぇ。
ワインの面白さのひとつですが、年を重ね、熟成するほどに、もともとの個性が
弱くなっていきます。熟成感の方がテロワールや造り手の技量を上回ると考えても
いいのかも知れません。
私が若いワインが好きなのは、個性やアイデンティティーを感じていたいから・・・
だと、つい実感します。