魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

どこか中途半端?

2007年06月07日 | ワイン ~2019年
ラングドックでボルドーのブドウ品種カベルネ、メルロの使用が認められている
産地のACカバルデス。本日はここ。

2004 Ch.ジュクラリー
   仏、ラングドック、1000円台前半~半ば

色は濃く、厚みのある香り、毛糸、プラム、バイオレット、イチジクなど。
味は価格としては濃いめの果実味。酸は普通。スパイシーですが、タンニンや
骨格に物足りなさがあります。濃いめのフルーツと釣り合いません。
底浅って感じがします。しかし、価格が価格なので・・・。
デイリーとしてはまずまずなのでしょうか? いや、中途半端???

時間とともに香りも開いて、明るい花のようになってはきましたが、
やはり骨格不足の感は否めません。
1000円以下ならOKですが、この価格では無理。
・・・・・・ゴメン!と断を下しました。
悪くはありませんが、これでなきゃ!という何かは感じ取れませんでした。
がんばってはいるんだけど・・・ちょっと違うかな。

今日のオリンピック予選のU-22、マレーシア戦も昨日のA代表のコロンビア戦
と比べるとえらく情けなかった。いくら消化試合はいえユルかったです。
頑張ってはいるのだけれど、中途半端さ加減がこのワインの表情と似ています。

また次の出会いに期待しましょう。


コメント
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