昨日よりのつづきです。(昨日からお読み下さい)
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隊員「隊長、次の攻略地点はどこですか?」
隊長「ふっふっふっ、ミネラルの絶壁、ルフレーヴ帝国はどうかな?軍曹どう思う?」
軍曹「隊長、それは危険です。近年完全ビオに移行してからルフレーヴは罠が仕掛け
られているような気がします。高品質、高リスクです。」
隊長「さすが軍曹だな。気付いていたか。絶壁に見えたのは完全ビオ移行前だ。最近は
沼のようになってしまい、落とした金品はもはや拾えないかも知れぬ。その沼とて
あまりに高地にあるので、酸素も薄いし、危険だ。さらに絶壁の上は禿げ山だぞ。」
軍曹「隊長、実はルフレーブ帝国は今年はマコン地区にも勢力を伸ばしております。
マコンの地へ一度調査隊を出すべきです。」
そこへ報告が入った。
報告隊「隊長、ラ○○シュとア○○ー攻略部隊の雲行きが怪しくなっているようです。」
隊長「いかん!あそこは地雷原だ!気を引き締めるように伝言しろ。くれぐれも無理は
するな。犠牲が出てからでは遅いぞ。」
報告隊「了解。伝言しておきます。あっ、隊長、先ほど戦果報告がありました。
何でもトロ・ボーの攻略部隊より珍品でコストパフォーマンスに秀でた白が攻略
できたそうです。」
隊長「でかしたぞ!トロ・ボーの白はラベル表示反則のハイクラスらしい。憶測だが
コルトン・シャルルマーニュの若樹が含まれている可能性すらある。よし!戦果が
あがった、祝杯を挙げるぞ!」
軍曹「隊長、めでたいところではありますが、提案があります。この勢いに乗じて
秘密裏にL山かA山を攻略してみてはいかがでしょう?」
隊長「うむ、さすが軍曹だ。うまく行った暁には司令部へ2階級特進を推薦しておく。
軍曹のおかげでこのブルゴーニュ攻略戦線は乗り切れそうな気がしてきた。」
隊員「しかし、地図も情報もなくこの山へは侵攻できるのでしょうか?」
隊長「いいか、L山の山頂は無敵のロッシュだ。パーカー帝のお墨付きが出ていない
今がチャンスだ。お墨付きが出てからでは遅い。隊を二手に分ける。一隊はL山へ、
もう一隊はA山へ侵攻するのだ。」
隊員「2山を攻略するまで、弾薬と兵糧は保つでしょうか?他にもG渓谷、P平野
への出兵も必要ではないのですか?」
隊長「この際G渓谷、P平野は捨てるのだ。ここは正念場だ、集中し、心してかかれ。
“事業運転資金融資”という甘い誘惑の電話には気を付けろ。絶対に乗ってはならぬぞ。」
軍曹「A山へは毎年侵攻していますが、今年ばかりは要注意です。しかし、パーカー
帝のお墨付きを頂かない、今のうちに攻略してまいります。ご期待くだされ。」
隊長「頼むぞ、軍曹。」
隊員「隊長、L山攻略の指示を。」
隊長「L山の情報はない。真っ暗な中を突き進むのは危険だ。そこで分散方式が
有効ではないかと見た。いいか、山頂のロッシュを攻略すべく、ふもとと中腹へも
攻撃を行う。ここは案外、“散弾銃”が効果的かもしれんな。
数発づつ山頂からふもとまで攻略する。アリゴテ村やパストゥグラン村は山のふもと
なので攻略は簡単だ。ただし山頂の砦は難攻不落という噂だ。苦しい状況だが、
行くぞ。進めー。我が勇敢な隊員達よ。知恵と力で勝利を勝ち取るのだ!」
全員「オール・フォー・ワイン、ワイン・フォー・オール」
「皆の人生こそワインのために。ワインこそ
皆の人生のために。」
おー!!!
隊長「最後にひとつだけ言っておく。弾薬は全て使うな。必ず余裕を残しておけ。
きっと新たな攻撃目標が現れるはずだ。リスクを極力排し、効率の良さを重視
するのだ。」
かくして作戦その2は遂行されたのであった。
戦果はまた後ほど報告しよう。
オーダーを出してもなかなか回ってこないワインは、こうして買っていることを
お伝えできれば、と思い書いてみましたよー。
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隊員「隊長、次の攻略地点はどこですか?」
隊長「ふっふっふっ、ミネラルの絶壁、ルフレーヴ帝国はどうかな?軍曹どう思う?」
軍曹「隊長、それは危険です。近年完全ビオに移行してからルフレーヴは罠が仕掛け
られているような気がします。高品質、高リスクです。」
隊長「さすが軍曹だな。気付いていたか。絶壁に見えたのは完全ビオ移行前だ。最近は
沼のようになってしまい、落とした金品はもはや拾えないかも知れぬ。その沼とて
あまりに高地にあるので、酸素も薄いし、危険だ。さらに絶壁の上は禿げ山だぞ。」
軍曹「隊長、実はルフレーブ帝国は今年はマコン地区にも勢力を伸ばしております。
マコンの地へ一度調査隊を出すべきです。」
そこへ報告が入った。
報告隊「隊長、ラ○○シュとア○○ー攻略部隊の雲行きが怪しくなっているようです。」
隊長「いかん!あそこは地雷原だ!気を引き締めるように伝言しろ。くれぐれも無理は
するな。犠牲が出てからでは遅いぞ。」
報告隊「了解。伝言しておきます。あっ、隊長、先ほど戦果報告がありました。
何でもトロ・ボーの攻略部隊より珍品でコストパフォーマンスに秀でた白が攻略
できたそうです。」
隊長「でかしたぞ!トロ・ボーの白はラベル表示反則のハイクラスらしい。憶測だが
コルトン・シャルルマーニュの若樹が含まれている可能性すらある。よし!戦果が
あがった、祝杯を挙げるぞ!」
軍曹「隊長、めでたいところではありますが、提案があります。この勢いに乗じて
秘密裏にL山かA山を攻略してみてはいかがでしょう?」
隊長「うむ、さすが軍曹だ。うまく行った暁には司令部へ2階級特進を推薦しておく。
軍曹のおかげでこのブルゴーニュ攻略戦線は乗り切れそうな気がしてきた。」
隊員「しかし、地図も情報もなくこの山へは侵攻できるのでしょうか?」
隊長「いいか、L山の山頂は無敵のロッシュだ。パーカー帝のお墨付きが出ていない
今がチャンスだ。お墨付きが出てからでは遅い。隊を二手に分ける。一隊はL山へ、
もう一隊はA山へ侵攻するのだ。」
隊員「2山を攻略するまで、弾薬と兵糧は保つでしょうか?他にもG渓谷、P平野
への出兵も必要ではないのですか?」
隊長「この際G渓谷、P平野は捨てるのだ。ここは正念場だ、集中し、心してかかれ。
“事業運転資金融資”という甘い誘惑の電話には気を付けろ。絶対に乗ってはならぬぞ。」
軍曹「A山へは毎年侵攻していますが、今年ばかりは要注意です。しかし、パーカー
帝のお墨付きを頂かない、今のうちに攻略してまいります。ご期待くだされ。」
隊長「頼むぞ、軍曹。」
隊員「隊長、L山攻略の指示を。」
隊長「L山の情報はない。真っ暗な中を突き進むのは危険だ。そこで分散方式が
有効ではないかと見た。いいか、山頂のロッシュを攻略すべく、ふもとと中腹へも
攻撃を行う。ここは案外、“散弾銃”が効果的かもしれんな。
数発づつ山頂からふもとまで攻略する。アリゴテ村やパストゥグラン村は山のふもと
なので攻略は簡単だ。ただし山頂の砦は難攻不落という噂だ。苦しい状況だが、
行くぞ。進めー。我が勇敢な隊員達よ。知恵と力で勝利を勝ち取るのだ!」
全員「オール・フォー・ワイン、ワイン・フォー・オール」
「皆の人生こそワインのために。ワインこそ
皆の人生のために。」
おー!!!
隊長「最後にひとつだけ言っておく。弾薬は全て使うな。必ず余裕を残しておけ。
きっと新たな攻撃目標が現れるはずだ。リスクを極力排し、効率の良さを重視
するのだ。」
かくして作戦その2は遂行されたのであった。
戦果はまた後ほど報告しよう。
オーダーを出してもなかなか回ってこないワインは、こうして買っていることを
お伝えできれば、と思い書いてみましたよー。