魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

古い白も案外拾いものはあるよね

2008年04月08日 | ワイン ~2019年
1997 ブルゴーニュ ポサンジェ ブラン(ルモワスネ)
   (仏、ブルゴーニュ、シャルドネ種、白、3000円弱)

さて、熟成した白ってどうなのでしょうか?
好みが分かれると思います。

このワインはACブルなのに10年以上も経っています。
通常このクラスを10年も待って飲んだりはしないでしょうが、見つけたので
お試しです。ひと昔ものが残っていただけでも、ありがたいかも。






さて、香りは少しひねたような甘栗、リキュール、蜜など。
ハーブなどもしますが、青というよりは藁っぽい黄色を感じますね。

味わいはかなりきれいです。ミネラリーさ、ネクタールさもあります。
熟した果実味はパイン、マロン、ピーチ、トロピカルフルーツなどの
要素を多面的に持ち、まとまりよく味わいが出ています。
リキュールの風味はさほど強くなく、結構美味しいです。

最近ルモワスネをちょっと見なおしています。
というか、古い白にも敬意を払っています。

私の中では、

赤>>偉大な白>平凡なデイリー赤>>>>普通の1級畑以下、泡ものも含めた白
>>所詮白のデイリー

的なポジションですが、ちょっとだけ白のポジションを上げましょうかねぇ。

白って難しいです。
繊細で分かりにくいし、分かったところで所詮「白」ですし・・・。

私の中では「赤」を凌ぐことは決してないけれど、なかなか美味しい白は確かに
存在するわけですし・・・・・・、
ではその白にどこまで? いくらまで追いかけるのか?といった感じでしょう。
ただ、人生を賭けるほどまではないでしょう。


グダグダとすみません。

結論:この白は予想外に美味しいです。
今日は酔っていますね~。ゴメンナサイ
なにせワイン会があったもので。その様子は明日アップいたします。

コメント
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